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作者: taku

平凡な日々。

気が付けばもう大学生になった。

思い返せば,自分は何を目標に生きてきたのかな。

こんな人生なんの価値があるんだろうか。

それでも毎日1コマ目から授業に参加し,

放課後は自分の所属する部活動サークルではないに打ち込んで,

それなりに楽しく一生懸命やってきた。

なんか疲れてるのかな。


正直高校3年生の時は,先輩から聞いていた大学生活とか,どこで聞いたか忘れたけど,

とにかく思ってた大学生活ってもっとかけがえのない一時を刻んでいくんだと思ってた。

一人暮らしだと思って自由に生きてきたけど,もっと目を向けるべきところがあったんじゃないか。

まぁ今となっては後の祭りだけど。


じゃあ,理想の生活って何?

成績はそこそこ優秀で,教授とも仲が良く,

放課後は仲間と共に部活に勤しんで,

休日は恋人と少し離れた都会で遊んだり。

難しい哲学の授業中,一人で考えるけど,良く分かんないやって思考停止する。


もし,同じことを考えてるような人が隣にいて,

こんな話をしたら,その人はなんて返してくれるのかな。

くだらねえ。

いや,

そんなの人それぞれだろ。

適当にあしらって笑い合って,こんな考えもどこかえ飛んでいったらいいのに。


悩みをすべて解決してくれるヒーローってこの世にいるのかな。

誰でも悩みは一つぐらい持ってると思う。

その悩みに立ち向かえる勇気をくれる存在に私はなりたい。



今日も朝が来て,授業に出る。

小気味よくそして当たり障りなく他社と関わっていき,自分を表現していく。

実に気持ち悪い。


雑談の中で笑ったり,悲しいことがあって泣いたり。

でも,時間はみんな平等に与えられていて。

気が付けば今になる。

未来の自分へ。

今何を思っていますか。


朝起きてから夜寝るまで。

繰り返す日々に,一つ彩りを加えると,世界が変わったように見えるらしい。

モノクロの世界から,カラフルな世界へ変える彩り。

私はその彩になれているのかな。


もう少し純粋で,時に目を輝かせて生きてきたなら,

私はこの今をとても好きな時間だと思う。









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