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カッコウの詩

作者: 鍵っ子なむ

カッコウ カッコウ

カッコウは 母の顔すら 知りはしない


カッコー カッコー


カッコウは ツバメの卵を食った


カッコー カッコー


知らないウーマン、育てられ、


カッコー カッコー


巨大な身体になっていく


カッコー カッコー


初めて知った、ママじゃない


カッコー カッコー


世界はいつでも蒼天で、


カッコー カッコー


僕はいつでも曇天で


カッコー カッコー


旅立つ日がやって来た


カッコー カッコー


ウーマン抱きしめ、口付けて、


カッコー カッコー


バサバサバサリ、さりさりばさり


カッコウ カッコウ


卵うまうま、産み、膿、卵


カッコウ カッコウ カッコウ カッコウ


阿呆な顔に 涙がつたう

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