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熊本地震  作者: ちびひめ
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朝が来る。

私と相方は寝ずにテレビを見ていた。

徐々に明らかになっていく被害。

火事も起きたと報じられている。

停電している地区もあるという。


途中、飼い猫のみーちゃんを相方が車内に連れてきてくれ、車内には私の趣味で買っていた布でカーテンをしてくれてプライベートな環境は確保した。


夜が明けるまでずっとニュースとにらめっこしていた。


電話がつながらないのでFacebookで安否確認を行う。

友達はみんな無事だった。


朝が来た。

私たちは悩んだ挙げ句、避難所へ行ってみた。


指定避難所は車がいっぱいいっぱいの様子で入ることは出来なかった。

近くの幼稚園やコンビニも車がいっぱいいっぱいだった。


私たちは避難を諦め、アパートの駐車場に戻ってきた。


道中、屋根が崩れた家や、塀が崩壊している家、壁に大きな亀裂が入った家などがたくさんあった。


私たちは駐車場へ一旦戻ると、ポットに残ったお湯でカップ麺を食べた。

ポットが魔法瓶タイプでまだ保温してくれていたのだ。


地震から五時間後、初めての食事だった。

ぬるま湯なので麺は固かったが、とても美味しく感じた。


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