表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
熊本地震  作者: ちびひめ
10/20

避難生活

おかげさまで余震の心配も少なくなり、朝から悪かった体調も一旦安定した。


昼食を食べた後、相方は糸が切れたように眠ってしまった。

私はすることもなく、Facebookで情報を漁っていた。

とにかく余震が強い。

時折この遠く離れた佐賀まで余震が伝わってきた。


私はこのニュースの中で十六日の地震が本震だったと知った。

一昨日の余裕が嘘のようになくなった。

ニュースはずっと熊本を映し出している。よく見知った町並みが廃墟になっていた。


益城町は相方がスポーツ教室の一端を任されているところだった。

だから、益城の総合体育館は毎週通っていたところで、町並みはよく知っていた。確かに古い家が多くあり、密集している地域ではあった。

それが今や瓦礫と化している。

耐震設計で震度六強を示していた家も度重なる強い地震で見事に崩れてしまっていた。


どうやら、スポーツ教室の児童の家もつぶれてしまったとのこと。


しかも今日から雨の予報だった。


佐賀は曇りだったが、少し肌寒く、私は冬物の上着を着ていた。


熊本の方が心配になり、母に電話をかけた。母は近所の人の家に避難しているとのことで少しホッとした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ