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FSOプレイ日記  作者: 猫湊
ちゅーとりある…といっておこう
2/8

強力パーチー

フェリシスサーガオンライン

それが今僕がプレイしているゲームのタイトルだ。世界初にして唯一のOCVRMMORPG。

このゲームRPGと言いながらストーリーらしきストーリーがない。

そして僕がいるのが始まりの街。の郊外。一緒に大学で友人になった一組の男女がログインしている。男の名はローウェン・オルトマン。女がアレサ・サルイーデン。僕は翁機和博というなである。

ローウェンもアレサも高校時代からオンラインゲームをプレイしていて、オンラインゲーム初心者の僕にいろいろ教えてくれている 。

このゲームでは、最初レベルが存在しない。基本的な戦闘を身につけて初めてレベル1になる。

因みにNPCはだいたいその居住地域の周辺に生息するモンスターより2,3高いレベルが、設定されている。


レベル2になり冒険準備が整って、いよいよ出発となったとき、おかしなパーティがやってきた。

ステータス画面のレベルを表示する欄にはLOPの文字その他ステータスもXやーだらけ。

そんな男一人女6人のパーティだった。

パーティ名はSUKーK&PGT

[良かったら僕らと一緒に冒険しませんか?]

蒼にも黒にも見えるきれいな色の長い髪をポニーテールにまとめた女性が話しかけてきた。

「ハルンは強引やねえ。」

銀色の瞳と髪を持った女性だ。

「和博、やばい人たちが話しかけてきたぞ。」

ローウェンが青い顔をしている。

「国王と臣下ご一行だ。」

[もっと適切に、主師と言って欲しいですねえ。交通工学部の皆さん。]

ハルンと呼ばれた女性が不満げな声で話しかけてくる。というか、なんで僕たちの所属学部知ってるんだ?

[みなさんの大学を所管する国の国王でーす。]

「はあ。はあ?」

じゃあ、

「FSO開発会社の社長です。・・・きつい。めどい。メタくして良い?」

[そうですね。読んでる方にとっても回りくどいのはいやでしょうからね。では改めて自己紹介・・・はどこか落ち着いてからにしましょう。]


「へえ、提督証持ってるんだ。あとは、へえ。」

[神子は放っておいて。改めて自己紹介ですが、まず僕は蒼藍星間連邦王国第三代主師国主国王、ハルナ・リールシェル・ランゲルハンスともうします。こちらが、夫で、王相補の御屋野正規。この子が、従姉で、第35代太宰、御山神子。そして。]

「同第36代長相フェドレウス・リン・コンコルド・リンクリス・エル・ラルストムージャと申します。」

教科書に載っている人ばかりが目の前に居た。

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