人の形(かた)の事情。ハクタクの情事。
投稿のエラーで2話同じものが...σ(^_^;)
急遽次話をうpしました。
ホントはサブタイトルをもっと凝った風に考えていたんですがいまいち思い付かず...(/ _ ; )
予告とはタイトルが違いますが...
あまり気にしないで下さいm(_ _)m
妹紅が慧音を追って浴室に入ると慧音は座って身体を洗っていた。
その様子を妹紅がジッと見てると慧音はその視線に気が付き妹紅の方へ振り向いた。
『あら?妹紅そんなところに立ったままでどうしたの?そのままだと風邪ひくわよ。ホント今日は少しおかしいわよ。』
と慧音が言うと、
『な、何でもないよ...。ただ慧音に驚いただけだよ。』
と妹紅が答えた。
すると慧音は
『妹紅ったら...いったい何に驚いたのかしら?それより、洗ってあげるからこっちにいらっしゃい。』
と少しおどけながら、妹紅を促した。
すると、妹紅は
『ば、バカ...そんなの一人で洗えるって。』
と、顔を赤くして照れながら答えた。
慧音はその様子を見て
『別にいいじゃない。減るもんじゃないでしょ?それにたまにはスキンシップもしなきゃいけないわ。』
と言うと、慧音は立ち上がり妹紅の腕を捕まえ、椅子に座らせた。
『な、何するんだよ。自分で洗えるからいいって。』
と妹紅が言うと
『そんな遠慮しないの。たまにはいいでしょ。女の子同士じゃない?』
と慧音が答えた。
すると妹紅は
『えっ...?女の子同士?』
と驚いたように聞き直すと
『妹紅、そこは突っ込んじゃダメよ。』
と慧音の頭からツノが生えてきそうな勢いで言われた。
妹紅はあえてその先は黙ったまま慧音に背中を向け椅子に座った。
洗い始めてすぐに慧音は
『妹紅って女の子なのに引き締まった身体づきしているわね。出るところはしっかり出ているし。ホント羨ましいわ。』
と背中を洗いながら言うと
『わたしからしたら慧音の女性的な身体づきの方が羨ましいよ。竹林の自警団としては鍛えておきたいけど...。それにあいつを倒す為には...』
と終わりの方は呟く様に言うと
慧音はそれを遮るように
『妹紅、あなたは女の子なんだからこんなに傷だらけの身体にしちゃダメよ。』
と諭すように言うとすり傷を優しく触った。それは先日の輝夜とのバトルで出来たばかりの新しい傷だった。
『け、慧音痛いって。』
と言って妹紅は慧音の手を払おうとすると
『私はあなたの事が心配なの。今のあなたは一人ではないのよ。心配する人もいるって事を忘れないでいて。』
と慧音は優しい声で言うと、妹紅の傷口に優しく口づけをした。
『け、慧音...何するんだよ...くすぐったいって...』
と妹紅は赤くなり上ずった声で言うと慧音は傷口から唇を離し
『早く治るようにのおまじないよ。』
と何事も無かった様に軽く言うと続けて
『さあ、温まりましょ。風邪ひくわよ。』
と言うと、慧音は身体についていた泡を流し何時の間にか浴槽に浸かっていた。
妹紅は赤くなりボーっとしていた為気が付かなかった。慧音に言われて我に返り急いで身体を洗い泡を流し浴槽に浸かった。
その後の妹紅と慧音はたわいもない話をしながら浴槽に浸かり、十分に温まると風呂から出た。
次回『強敵はニート』は...
にとりもあれで楽しんじゃってます。
更にあの人物も登場っ!?
次回予告『研究所に怪盗あらわる!?(仮)』
この次も期待してねっ♪
注意:作者のやる気の為、温かい感想お待ちしていますm(_ _)m