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強敵はニート  作者: 橘橙椰
7/12

人のカタチ、ハクタクの気持ち

妹紅が家の中に入ると慧音はすでに居間でくつろいでいた。


『慧音もうくつろいでいるの?急いでおかずを温めるから待っていて。でもちょっと時間かかるから先にお風呂に入って来ても構わないよ。』

と妹紅が言うと


『わかったわ。でも、まだお風呂はいいわ。後から妹紅と一緒に入るから。それよりチョット考え事をしたいから部屋に行くわね。出来上がったら呼んで頂戴ね。』

と言うと、慧音はブツブツと独り言を言いながら自分の部屋に向かった。

慧音の発言に対し妹紅は軽く聞いていたが、一緒にお風呂と言う言葉に「えっ!?慧音と?」と少し驚いた反面恥ずかしさもあった。


『慧音、一緒にお風呂って...?』

と妹紅が聞き直した時には、すでに慧音は自室に戻っていた為いなかった。

その後の妹紅は、妹紅自身もわけがわからないまま食事の準備をしていた。


しばらくして、妹紅が食事の支度も終わり慧音を呼びに慧音の部屋の扉をノックした。


『け...慧音...ご...ご飯の支度がで...出来たから...い...一緒に食べよ~。』

と、妹紅はまだ気が動顛しているのか少しどもってしまった。


すると中から

『わかったわよ~。今行くわ。それよりそんなにどもってどうかしたの?』

と、慧音自身は妹紅がなぜどもっているのか気が付いていなかった。


『だ...だって慧音が、変な事言うから...。い...一緒にお風呂なんて言うから...。』

と妹紅が言うと


『えっ?妹紅本気にしてたの?冗談で言ったつもりだったのに。それとも、ホントに一緒にお風呂入りたかったのかな?』

とちょっと意地悪そうに妹紅に言うと、


妹紅は拗ねた様に

『慧音のバカ~。もう知らない...。』

と言って食事の支度をした部屋へ行ってしまった。


慧音はその様子を見て

『ホントに妹紅たら可愛いんだから。』

と呟くと妹紅を追いかける様に向かった。


慧音が部屋に入ると妹紅は拗ねた様にして座っていた。


慧音は妹紅に向かって

『妹紅ゴメンね。妹紅が余りにもかわいいからイジメたくなっちゃうの。ホントゴメンね。後で一緒にお風呂入ってあげるから許して。』

と言うと


『どうせまた冗談なんでしょ?そんなにからかって面白いの?』

と妹紅はチョット拗ねた様に慧音に聞いた。


すると慧音は

『いいえ。もちろん本気よ。たまには一緒に入りましょ。話したい事もあるわ。』

と言うと妹紅はまた照れた様に

『えっ...慧音...本気っ...なの...!?べ...別にいいけれど...。そ...それより慧音、せ...せっかく温めたのだからご飯食べよ。』

と言うと


『そうね。早くたべて、一緒にお風呂入りましょ。』

と慧音が言うと、妹紅は顔を赤くして黙々とご飯を食べ始めた。


慧音はその様子を見て

『ウフフ...』

と笑うとその後は妹紅と同じ様に黙々とご飯を食べた。


妹紅と慧音の2人が夕御飯を食べ終わりお茶を飲みながらくつろいでいると、慧音が妹紅に向かい話しかけた。


『さあ妹紅、一緒にお風呂に入りましょ。』


すると妹紅はまた赤面して

『ば...馬鹿...慧音何を言ってるんだよ...。ふ...2人でお風呂だなんて...。本気で言ってるのかよ...。』

と妹紅が慧音に聞くと、


『あら?私は本気よ。女同士たまにはいいじゃない。背中流してあげるわ。さあ、一緒に入りましょ。』

と言うと、慧音はお風呂にお湯を入れに行った。


数分して慧音が戻って来てもまだ、妹紅は赤面したままいた。


『お風呂にお湯を入れて来たわ。さあ、一緒にお風呂入りましょ。』

と改めて慧音が言うと


『ど...どうして慧音は、い...一緒にお風呂入りたいの?』

と妹紅が聞くと


『お風呂でのんびり妹紅と語りたいじゃない。お風呂じゃないと話せない事もあるしね。それにね...。』

と慧音は含み笑いしながら答えると


『それにって、いったい何なんだよ。慧音、何を企んでいるんだよ。』

と妹紅が聞くと


『何も企んで無いわよ。それより一緒に入るわよ。』

と慧音は言うと、妹紅の腕を掴み引きずる様に風呂場に向おうとした。


すると妹紅は

『わ...わかったから...。い...一緒にお風呂に入るから...。自分の足で歩いて行くから、引きずらないで。』

と消え入りそうな声で言うと


『あら...そう?じゃあ一緒に入りましょ。』

と言うと慧音は妹紅の腕を離し脱衣所に向かった。妹紅は慧音の後ろをうつむきながら黙ってついて行った。


脱衣所でも妹紅は黙ったまま服を脱いだ。

妹紅はたまに服を脱いでいる慧音をチラ見しながら、慧音のプロポーションを見てため息をついたり、赤面したりしていた。

そんな妹紅の様子を見て


『ウフフ...やっぱり妹紅はかわいいわね~。』

と慧音は呟いた。そして

『妹紅、先に入ってるわよ。ユックリ脱いでらっしゃい。』

と言うと、先に風呂場に入って行った。


妹紅はまた赤面し

『わ...わかった。でも、すぐ行く。』

と言うと、急いで服を脱いで慧音を追った。

次回『強敵はニート』は...


サービス回!?

遂に慧音と妹紅の入浴シーン。

2人の禁断の情事が...!?


次回予告『慧音と妹紅の情事(仮)』

次回はサービス、サービスっ!?


注意:作者の気分次第でタイトル予告詐欺になる可能性も...

作者のやる気の為、温かい感想お待ちしていますm(_ _)m

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