霧雨窃盗団危機一髪!?
『強敵はニート』もいよいよ2桁突入の10話目です。
今まで書き置いてあったものを纏めたりしてますので本来のものですと、この話までで19話だったり(ほぼ2話を1話に編集してるので)します。
タイトルが『霧雨窃盗団危機一髪!?』ですが窃盗団って言っても1人だけだったりするんですがね...σ(^_^;)
窃盗団と盗賊団どっちにしようか迷いましたが魔理沙の場合、幻想郷の窃盗犯って感じなので窃盗団にしました。
もう少しだけ本編からそれますがお付き合い下さい。
魔理沙は息を潜めてから数秒しか経っていないのにそれが5分にも10分にもなる様に長く感じた。だがここで潜入している事をにとりにバレる訳にはいかないので、長く感じる感情を抑えそっと息を潜めていた。
一方にとりは薄暗い部屋の中を眠たい目を擦りながら注意深く見回した。するとよく見慣れた自分の部屋に一カ所普段とは違う場所があった。それはもちろん魔理沙が隠れる為にしゃがみ込んでいる場所なのだが、まだ寝ぼけていた為違和感の正体が何なのかすぐにはわからなかった。にとりが違和感のある場所を注意深く見ると誰かがしゃがみ込んでいるのがぼんやりとわかった。その場所を更に注意深く見てみると三角形をした大きな帽子が見えた。
にとりは心の中で
「あれは魔理沙じゃないのっ!って、なぜあんな特徴のある帽子をかぶって隠れているんだろう?」
と考えながら更に魔理沙にどうやってお仕置きしようか考えた。
「そ~言えばさっき猫の鳴き真似してたな~。あっ、そうだ!橙に餌をやるふりをして、そのまま魔理沙を捕まえちゃおうっ!」
とにとりが思案している最中も魔理沙はじっと息を潜めていた。
するとにとりがいきなり
『そう言えばこの前猫用の缶詰貰ったんだった。橙~あげるからこっちにおいで~っ!』
と言うと、猫のふりをした魔理沙が
『にゃ~ん...。』
と鳴き真似をした。
するとにとりは
『遠慮しなくていいから取りにおいで~。』
と言うと魔理沙はまた
『にゃ~ん...。』
と鳴き真似をした。
あまりにも、魔理沙がいじらしく猫の鳴き真似をするのでにとりは笑いが込み上げてきたが、必死になって堪えていた。
しかしにとりはとうとう我慢できず、思わず笑いを吹き出してしまった。
いきなりの笑い声に必死になって隠れている魔理沙は「ビクッ!」となった。
その瞬間、にとりは魔理沙がうずくまっている部屋隅まで駆け寄り正体が魔理沙だと判っているにもかかわらず
『橙~捕まえた~っ!』
と言って魔理沙を後ろから抱きしめた。
魔理沙は抱きしめられた瞬間、また「ビクッ!」となった。
魔理沙を後ろから抱きしめたにとりは魔理沙の耳元に
『魔理沙こんなところで何してるの?』
と優しく囁いた。すると魔理沙はにとりにばれているにもかかわらず、
『エッ、エッ!?マリサジャナイヨ~。チェンダヨ~ッ!』
と何故か片言で答えた。
するとにとりは抱きしめていた魔理沙の身体を更にきつく抱きしめてから、
『魔理沙っ!もうバレてるよっ!この帽子でねっ!』
と言うと、抱きしめていた腕を片方離し、魔理沙の被っていた帽子を取り上げた。
すると魔理沙は
『だっ、ダメだZe☆この帽子は魔法使いの証みたいなもんだから、外せないZe☆』
と言い終わるのが早いか、にとりの手から帽子を奪い返して被るのが早いか、どちらが早いかわからない位のスピードで魔理沙はすでに帽子を被っていた。
にとりは苦笑いしながら
『そんな目立つ帽子を被って泥棒に入っても、すぐバレるよ。隠れている魔理沙を見て、直ぐに魔理沙だってわかったよ。』
と言うと、魔理沙は
『な~んだ...バレていたんだ...。折角、バレていないと思って猫の鳴き真似までしたんだZe☆』
と言うと、にとりは
『バレバレだよ。第一、橙がこんなところに忍び込むわけないでしょ?忍び込むのはスパイか泥棒位だよ。』
と魔理沙を諭す様に言った。
すると魔理沙は
『まあそうなるのかな?でもわたしは魔法使いだZe☆』
と言うとにとりは
「えっ!?何を今更?今していた事は何なの?」
とツッコミたかったが言葉には出さず心の中で突っ込んだ。
そして魔理沙には
『今日はそんな隅っこで隠れて何してたの?』
と聞いた。すると魔理沙はまたしどろもどろで
『エッ!?カクレンボダZe☆』
と答えた。
するとにとりは更に
『一人でかくれんぼしてたの?』
とニヤッとしながら魔理沙に聞いた。
すると魔理沙は
『うっ!うん...。そうだよ。一人でかくれんぼしてたんだZe☆ははは...。』
と愛想笑いしながら答えた。
『魔理沙っ!』
と急に大きな声でにとりが言うと続けて
『怒らないから正直に答えて。ホントは何してたの?』
と今度は優しい声で聞いてきた。
すると魔理沙は
『ホントに怒らない...?ホントにホント...?』
と少し消え入りそうな声で聞いて来た。
にとりは
『魔理沙が正直に答えてくれればね。何なら、正直に答えてくれたら珍しいものでも見せてあげようかな~?』
と言うと魔理沙は
『...実は...にと...持ってい...ゲー...探し...いた...Ze☆』
とポツポツと答えた。
『えっ!?何っ?よく聞こえないよ。もっとハッキリと言ってくれないとわかんないよ。』
とにとりが言うと魔理沙は
『実は、にとりが持っているゲーム機を探していたんだZe☆』
と今度はハッキリとにとりにわかるように答えた。
するとにとりは
『な~んだ。魔理沙はゲーム機を探していたんだ?ゲーム機をどうしたかったの?』
と聞くと、魔理沙は
『ゲームをやってみたかっただけだZe☆にとりだけズルいZe☆』
と言うと、にとりは少し考えてから魔理沙に向かって言った。
『わたしに協力してくれたらゲームやらせてあげるわ。どう?やってみたいんでしょ?』
と魔理沙に言うと魔理沙は直ぐに
『協力するZe☆何するんだZe☆?』
とあまり考えずに答えた。
するとにとりは
『魔理沙ありがとう。終わったらいくらでもゲームをやらせてあげるからまずはこっちの部屋に来て。』
と言うと、魔理沙の弾幕データを取る為に、計測室に連れて行った。
にとりは心の中で
「魔理沙に協力してもらうのが簡単で良かった。これで、完成にまた一歩近付いたかな?ウフフ...」
とにやけ、一方の魔理沙は
「ゲーム、ゲーム、何か協力したらゲーム。」
とゲームの事しか考えていなかった。
すでににとりが見せてくれる珍しいものの事は忘れていた。
因みににとりが見せ様としていた珍しいものはゲーム機だったとか...。その事を含めてのにとりのにやけだった。
次回『強敵はニート』は...
魔理沙パーティー大集合!?
世界一位さんや幻想郷のかわいい担当などが登場する!?のかな?
次回予告『弾幕パーティー(仮)』
この次もご期待下さい。
ここまでは書き置いてあったもののうpなので投稿スピードもほぼ毎日でしたが、次からは書き下ろしになります。
投稿スピードが遅くなりますがご勘弁下さい。
注意:作者のやる気の為、温かい感想お待ちしていますm(_ _)m




