表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
強敵はニート  作者: 橘橙椰
1/12

強敵と書いてライバルと読む

前の「強敵はニート」が消えてしまった..._| ̄|◯

て事で内容も少し修正しての再うpです。


東方projectの二次創作作品です。

今後キャラ崩壊があるかもしれません。

それでも良ければGO~

っ!!

『輝夜喰らえ~!!蓬莱【凱風快晴ーフジヤマヴォルケイノー】』


『妹紅あなたこそ喰らいなさい!!難題【蓬莱の弾の枝ー虹色の弾幕ー】』


『輝夜...中々やるな...でもわたしはこれで終わらない...喰らえ~!!』


『妹紅あなたもやるわね。でもわたしは疲れたから帰るわ。それにあなたと何度も戦うのめんどくさいし。』


『おい...ちょっと待て...待てって...。

ちくしょ~...いつになったらあいつを倒せるんだ...。』


今日もあいつとは決着がつかない。わたしのライバル...いいや違う!わたしの長年の仇「蓬莱山輝夜」に...


わたしの名前は「藤原妹紅」元々は人間だったが、不老不死の薬「蓬莱の薬」を飲み今は不死身の身体だ。

それも全てあいつのせいだ!!


わたしの父「藤原不比等」からの求婚を断り(父の他にもいたみたいだが...)、父に不老不死の薬を渡し月に帰ってしまったかぐや姫「蓬莱山輝夜」


父の事は特別好きというわけでは無いが、やはり身内に恥をかかせられた恨みからわたしはあいつを憎んでいた。


幼かったわたしは、あいつへの嫌がらせに大切な人達に残した薬を奪い取ろうと考えた。


ちょうどその時、帝が自分の想いを少しでもあいつの元へ届けようと、勅命で富士の火口から薬を投げ入れる話を聞いたわたしは、チャンスだと思い薬を奪おうと尾行する。


が...富士山までの道中の準備をしていなかったわたしは行き倒れてしまった。しかし、運良く勅命で富士山に向かっている勅使に助けられた。

しばらく勅使と行動し隙を付いて奪おうとしたがなかなか隙をみせなかった。

わたしは痺れを切らせ勅使から荷物を奪い勅使を崖から突き落としてしまった。


燃やしてしまえば輝夜に想いが届いてしまうと思ったわたしは、どうせならとその薬を飲んでしまった為、不死身の身体になってしまった。


しかし、成長しない人間(少しずつ大きくはなったが年をとったように見えない)は周りから怪しまれ、ずっと同じ場所には住めない。

その為、住処は転々とした。


たまたま隠れ住む事になった山奥(幻想郷)で偶然にもあいつと出会ってしまった。


それからいく年、いやいく百年経ったかわからないが、ずっとあいつを倒そうと戦っている。


しかし、今日も決着が付かなかった。

輝夜との弾幕バトルで傷付いた身体の痛みに耐えながら(だいたいの傷は数分もすれば治癒してしまうが深い傷はなかなか治癒しない)わたしは家路についた。


『何で、あいつに勝つ事が出来ないんだろう?こんなにもあいつの事を憎んでいるのに...。あいつに一泡吹かせたいのに...。』

悩みつつ歩いているうちに、住処に着いた。


『けーねただいま。』

と言いながら、玄関を開けると、奥から

『妹紅お帰りなさい。』

と言いながら一人の女性が現れた。この人はわたしの恩人でもある「上白沢慧音」だ。


わたしが幻想郷に迷い込んだ時に何も事情を聞かず泊めてくれた。

行くあても無い事を告げると、そのまま住む事を勧めてくれた。

わたしが年をとらない事に驚きもせず(幻想郷には妖怪や化け物の類いが多く年をとらない方が多い為)快く勧めてくれた。

それからわたしは慧音と一緒に暮らしている。


慧音は一目わたしを見るとすかさず、

『妹紅、あなたまた怪我して帰って来たの?その怪我はどうせ、永遠亭の輝夜と弾幕バトルでもして来たんでしょ?』

と聞いて来た。


『うん...。そう...だよ...。』

まあ、いつもの事なので隠さず答えた。


『また勝負が付かなかったの?いいかげんにしたらどうなの?お互い死ぬ事は無いけど、傷は付くでしょ?そろそろやめたらどう?』

と、保護者の様に慧音が言って来たがわたしは納得出来なかった。


『わたしがどんなに傷つこうと、あいつに恨みを晴らせない限りわたしは戦う事を続ける。

それがわたしの生き甲斐だ。誰が何と言おうとこれだけは...これだけは...』

決意しながらも、切なくなりうつむいてしまった。


うつむいているわたしの頭を撫でながら慧音が言った。

『わかったわ。もう言わないわ。でもこれだけは覚えていて欲しいの。あなたが傷つく事に悲む人がいるって事を。』

と言うと、念を押す様に

『いい?忘れないでいて。』

と言いながら、まだわたしの頭を撫でていた。


『うん...。』

とわたしは一言答えると慧音は満足した様に

『さあ、ご飯にしましょ。』

と、撫でるのをやめ家の奥へと入って行く。

その慧音を追っかける様に

『けーね待って~。今日のおかずは~...?』

と、わたしは慧音に聞きながら家の奥へと入って行った。

前の「強敵」の2話分を合わせての再うpです。

感想お待ちしています。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ