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馴れ初め

ここで彼女との馴れ初めを…

遙とは受験の時に会った

そのときの俺はただ手当たり次第に女子に声をかけていた

あの時の俺の行動は悔やむべきだ

最低なことをした、と思っている

あ、そうそうで、遙とは俺が声をかけて知り合った

さらっとしたセミロングの真っ黒な髪、黒いセーラーに赤いスカーフとても引かれた

いやなんか二次元から出てきたような女の子でとても理想だった

声をかけたのはもうひとつ理由があった

俺の友達の双子の妹でついでだから紹介すると言われ話しかけに行った

俺一人で話しかけに行った訳じゃないんだ


「こいつ俺の妹の遙」

「よろしくね!えーっと…」


まだ俺の名前を知らない彼女はおろおろしてかわいかった


「煉…」

「れ、煉くん?か、かっこいい名前だね」


そういうと彼女は向日葵のごとく元気いっぱいの笑顔を向けてくれた


それから時はたち俺たちは受験に合格

ついでにクラスも同じときたもんだ、俺すげーらっきーじゃん??

とか思ったのも束の間やはり彼女は人気らしい誰もが憧れるようなきれいな黒髪透明感のある肌整った顔立ち全てを携わった彼女は最高に美しい

そんな彼女は自分にすり寄ってくる男共が嫌みたいで俺の所へよく来ていた

この中で話したことある男子は俺ぐらいらしいし

彼女は女子校に通ってたらしく男子とは接点がなかったようだ

そこで顔見知りの俺がいるから俺と話す…ってだけか


5月後半

俺は恋を諦めていた

所詮三次元で俺の趣味を丸ごと認めてくれる女子がいないのだと

だがそれと同時に遙からも猛アタックを喰らっていた

最初に喰らったのは公開処刑こうかいこくはく

アレはくそ恥ずかしかった


「れーんくぅうううん!!」

「お、どした遙」

「あのねっ、私煉くん大好きなの!(大声」

「…え?」


周りからの視線あれはきっと「遙様が貴様のような人間に告白などするか、あれは友好的にだ、」と思ってるだろう

いや、あいつは本気だ

本気で来なかったら今付き合ってないだろ?

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