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戦天女の黙示録  作者: 平平
二章 夜叉の子 那由多
32/37

其の三

吉祥天は、放心状態の那由多を引きずりながら、離れ座敷を目指していた。

梵天には結界から出ないようにキツく説教をしたのだが、前回の桃華の時、そして今回の事を考えると、飛舞に場所を特定されてしまったのかもしれない。

「さてさて、どうしたらいいのかしらねぇ……」

 吉祥天にとって、早々に飛舞に動いてもらい、梵天の信仰力を取り返したいところなのだ。今のままでは梵天の法具は本来の力で使う事が出来ない。問題は、仮に今、飛舞が人間界に来たとしても、信仰力を取り戻せるかどうか分からない。梵天の法具を先に奪われてしまえば、そこでゲームオーバーになってしまう。

「遅かろうが、早かろうが、確実に『これ!』といった手がないのが問題よね……」

 大きくため息を漏らすと、いつの間にか離れ座敷に辿り着いていた。

 そろそろしっかりして頂戴! と那由多に声を掛けた後、手を叩きながら大声で「集合!」と号令を掛けると、ぞろぞろと住人や客人達が庭に集まってくる。

 最初に現れたのが空臥と凛だ。那由多の姿を見た瞬間、瞬間冷凍でもされたのか、カチンコチンになったまま直立不動でピクリともしない。まるでオブジェだ。

 次にやってきたのが杏と炎輝。オブジェと化した二人にペタペタ触りながら声を掛けている。

 そして、桃華と瑠璃がやってきた。那由多を見た瞬間、その強さを感じ取った桃華は、無意識に修羅刀に手を持っていっていた。そのピリピリした雰囲気を察した瑠璃は、敢えて桃華の前に立つ。

 桃華の闘気で、心ここにあらずだった那由多がようやく戻ってきた。

(……面白い! 僕が出会ってきた中で、多分一番強い! 神格とかどうでもいいや。僕を楽しませてくれるなら、どうでもいいっ!)

 二人の闘気が一気に不穏な空気を呼び寄せる。睨み合う二人を見て吉祥天はクスクスと笑っている。敢えて口を挟まないで楽しんでいた。

「お姉様。あれが最強の武と言われている那由多ですわ」

「…………」

 桃華は何も答えない。ただ、湧き上がってくる熱い何かを抑えるのに必死だった。

 そして、この緊張感を簡単に壊してしまう人物がやってきた! 浩介だ。

 加速装置でも備わっているのかと疑いたくなる程の速さで那由多の正面に立つと。

「安心しな。俺は貧乳だろうが無乳だろうが問題ないっ!!!」

 と言いながら、ムンズと那由多の胸に両手を添えていた。

「「「「…………」」」」

 秋風(今は夏)が、ピューと一吹き。

 那由多の銀髪が風に靡いている。

「い、いい、い、いやぁあぁぁぁぁっっっ!!!」

 全てを吹き飛ばすかの様な大声が廃寺中に響き渡る。

 叫び声と同時に、汚い声も響き渡る。

「うぎゃぁぁぁぁぁっっっ!!!」

 那由多の拳を顔面に食らった浩介の声だった。

「離せっ! 離せっ! 離せぇぇぇっ!!!」

 ゴスッ、ゴスッ、ゴスッと鈍い音が何度も聞こえる。那由多の拳が浩介の顔面に当たる音だ。

 浩介の身体は神に限りなく近くなっている。その上、胸に当てている手からは、久々の煩悩開放の影響なのか、那由多にかなりの精神的ダメージを与えている。それ故に、那由多の攻撃力は大幅に減少していた。

「久々じゃぁぁ! ずっとロリっ子ばっかで、俺は……俺は……辛かったぁぁぁ!」

 浩介の煩悩が入り込んでいる那由多の顔は景色と同じ様に赤く染まっていく。足腰に力が入らないのか、崩れそうになりながら甘い吐息を吐いていた。

 浩介の言葉が気に入らなかったのか、杏は浩介に近づくと、「ロリっ子とは妾の事か?」と何度も言いながら、浩介のスネを蹴っている。

 浩介の行動で動きが固まっていた桃華と瑠璃は、ハッと我に返ると、桃華は後頭部に手刀。瑠璃は全身に光矢をおみまいする。

 しかし、浩介は止まらない。長い間抑え続けていた影響なのか、どのような攻撃を食らっても、胸を揉む手を止めることはなかった。

 殴る気力も失くした那由多は、荒い息を吐きながら浩介にもたれかかる様に身を任せている。

 流石にそろそろ止めないといけないと思った吉祥天は、浩介の横に回り、こめかみ目掛けて渾身の掌底を撃ち放った。

 グキッと嫌な音をたてながら、浩介はふっ飛ばされ、そのままピクリとも動かない。

 心配になった炎輝が、浩介の心音を確認しようと近づくと、突然、浩介の身体が宙に浮き始めた。

「わわっ!!!」

 驚いた炎輝は、そのまま後ろに尻餅をつく。

「マズイ事になっちゃったのかしら?」

 やり過ぎたのかしら? と少し反省していると、浩介の身体が青白く発光し始めた。

「何? 何が起こっているの???」

 腰の高さ辺りでプカプカ浮かんでいる浩介に近づこうとする桃華だったが、瑠璃が手を掴んで引き止める。

「迂闊に動いてはいけません! 心配なのは分かりますが……」

 どうしたらいいのかが誰も分からない。いつの間にか我を取り戻していた空臥と凛も黙って浩介を見つめていた。

 身体全体を包んでいた光は、徐々に範囲を狭め、ある一点に集中しだすと、空臥はある事に気づく。

(光が……ヘソに集まっている 原因はあの珠か!)

 この中で空臥だけが珠の事を知っている。この状況では、致し方ないと、空臥は浩介に一歩、また一歩と近づいていく。

 そんな事も目に入っていない吉祥天は、ボソッと呟いた。

「五輪……」

「何ですか、それは?」

 吉祥天の横にいた炎輝が尋ねる。

「法力……人間でいうところの『気』。それを増幅させる五つの……門ってところかしら? 大楽輪、受用輪、法輪、変化輪、守楽輪の五つで五輪。今、浩介ちゃんは変化輪の門を開いた状態なのよ。ちょっとマズイわね……」

「どうマズイのですか」

「浩介ちゃんの中に溜まっていた力が爆発するわ! 瑠璃ちゃん、鎮めるのよ! 私も一緒にやるから! 後、杏ちゃんもお願い!」

 ヘタっている那由多、法力が苦手な凛と桃華以外の天女達は一斉に浩介に取り付いた。

 空臥は天女達に撥ね退けられてしまったが、その前に浩介のヘソを確認する事は出来た。

(珠が……失くなっていた)

 もう、何がどうなっているのか分からない。今は浩介にしがみついている天女達に任せるしかなかった。

 顔の位置で胸を押し付ける様に覆いかぶさっている吉祥天。今回の元凶であろうヘソの位置を抱きしめているは瑠璃。胸の辺りに手を添えておるのが身長の低い杏だ。

 各々、頬を染めながら息を荒くしている。浩介の気(煩悩)を身体で受け止めているのだ。

(今まで溜めすぎていた? それにしては尋常じゃない量だわ。瑠璃ちゃんが度々酷い目にあっている事は聞いてるし……じゃあ原因は何?)

 艶っぽい声を上げながらも、吉祥天の思考は正常だ。そんな時。

 パリン!!!

 何かが弾ける音が聞こえた。

(どうやら、首輪が壊れたようね。いや、今までよくもった方かしら? ……んん……っっ。これが……浩介ちゃんの欲っ……結構凄いわね。……っっっ! まるで、全身が性感帯になった……みたい……っ……んんぁぁ……ぁっっっ!)

「三人……がかりでもキツイとか……どれだけ溜め込んでるの……よっ」

 何度も、何度も経験している瑠璃は慣れたものだ。そろそろ淫らな声で鳴いてしまうと察すると、着物の袖をギュッと噛んでそれを堪える。

 吉祥天も流石は主神といったところか、顔こそ悦に浸ってしまってるとはいえ、荒い息のみで声は一切出さない。

 そして、杏はもう限界なのだろう、両膝をつき、辛うじて浩介に手を添えている状態で、ビクンビクンと身体を震わせていた。

「……ふぅ。三人の天女をヘロヘロにさせるなんて、中々凄いじゃない? でも、そろそろ……終わりに……してくれりゅかしら!!!」

 甘噛した吉祥天は、渾身の力を振り絞って、浩介から溢れ出してる欲を吸い取った。


 室内では、先程頑張った三人がグッタリとしている。炎輝が慌てて冷たい飲み物をみんなに配っていた。

 桃華、凛、那由多の法術残念組は、一つの場所にかたまって座っており、ちょっと変な空気が流れている。

 そして、ある意味主役だった浩介は奥で寝かされていた。傍らには空臥が座っている。

 凛は、チラッ、チラッと何度も那由多を見ては顔を伏せている。落ち着かない凛を見て、ようやく那由多が口を開いた。

「凛?」

「は、はは、はいっ!」

 ビクッと震えた凛は、すぐに背筋をピンと伸ばし那由多の顔を見る。

「僕がここに来た理由……分かるよね?」

 汗とはこんな風に出てくるものなのかと感心してしまうぐらい、凛の頬に水滴の道が出来る。

「わ、分かりません!」

 この返事は緊張から出た言葉ではなく、本心から出た言葉である。

 凛は馬鹿なのだ。

 頭を抱えながら溜息を漏らす那由多。

「君は相変わらず空臥に頼っているんだね……僕が人間界に来た理由は、君達を天上界に連れ戻すためなんだ。勿論、それだけじゃあないけどね」

 そう言って、お茶を啜りながら煎餅を口に運んでいる桃華を見つめる。

「いいじゃないか。凛は帰ればいい。凛がいると、ここの食料が減って仕方がない」

「ちょっ 人の事言えないでしょう」

 先程までのしおらしさは何処へやら? と、桃華の前にあった煎餅を奪い取ると、ヤケクソ気味にむさぼり食う。

「凛っ! 何食べてるのよ 凛は今説教中なんでしょう? そこで怒られてなさいよ! ……で、あなたは誰?」

 那由多は思う。この二人は似た者同士だと。

「はぁ……まぁ、ゴタゴタしてたし仕方ないか。じゃあ改めて、僕の名は那由多。天龍八部衆が一人、夜叉王の娘だ。君が阿修羅王の娘、だよね?」

「そうよ。阿修羅王の娘、桃華。よろしく? でいいの?」

 自分の名を名乗った後、瑠璃に聞いた言葉を思い出す。


『最強の武』


 当然、主神を除いてという事だろう。

「那由多……でいいのかな? あなた、強いんでしょう?」

 挑戦的な眼差しで問いかけると、煎餅を貪っていた凛が、慌てて二人の間で手をバタバタと振り始めた。

「ダメ! ダメですよ、隊長! それに桃華も!」

「何を慌てているんだい、凛? 大丈夫だよ。最初は僕も阿修羅王の娘と手合わせがしたいと思っていたけど、弱い者いじめはダメだって吉祥天に言われたんだ。この子はそれなりに強い感じだけど、全然僕より弱い!」

 桃華は、頬の肉をピクピクさせながら、テーブルを叩き立ち上がると。

「誰が弱いって? 闘ってからいいなよ まぁ、怖いなら逃げてもいいけどさ」

 上から見下ろしている桃華のドヤ顔を、鼻で笑う那由多。なんとか収めようと慌てふためく凛。まさに一触即発状態だった。

 そんな脳筋三人をよそに、気だるさを感じていた法術組の三人は、眠っている浩介の元に集合していた。

「どう?」

 吉祥天は空臥に声を掛けると、空臥は無言で首を横に振る。

「妾が治癒の法術を試みてみよう」

 そう言って、杏は寝ている浩介の額に手を翳す。がしかし、細胞が傷ついている訳ではないので全く効果がない。

 治癒の法術はあくまで傷を癒やす法術であり、体力や精神力には影響を及ぼさないのだ。

「今まで、何度か浩介の浄化をしてきましたが、今回は少し変でした」

「どう変なのかしら?」

「はい。今までは欲望を引き受けるという感じでしたが、今回の浩介は、法力を発していました。微弱な力なら気にも留めないのですが……私が感じた力は、主神のそれでした」

 瑠璃の言葉を聞いて、空臥は一瞬ビクッとしてしまう。秘密にしている珠の影響でこうなったのは間違いない。そして、その珠は多分、空居天の物だ。それを吸収したのだから、須弥山の神よりも強い力を発してもおかしくはないのだ。

 珠の事を話そうか悩むが、空臥は自分が口を開く事ではない、浩介が起きた後、浩介が判断するべき事だと、無言を貫く。

「……何かしら原因はあるのだろうけど、それは一先ず置いておいて、膨大な法力を感じたのは確かね」

「浩介は、神になったのでしょうか?」

「なる途中ってところかしら。今のままだと法術に体がついていかないわ。肉体的にも変化が出てきてるけど、まだ法術が使える段階ではないって事。だから暴走した。その際に煩悩もだだ漏れしてしまったようね」

 このままでは、法力が蓄積されると再び暴走してしまうかもしれない。浩介には早急に神の身体を手に入れて貰わないと困ってしまう。そう考えている時、浩介は静かに瞼を開いた。


 目覚めた浩介は起き上がろうとするが、どうにも上手く身体を動かせない様子で、三度程試みた後、諦めて静かに横になっていた。

 桃華達も目覚めた浩介の元に集まり、まるで死を迎える前に親戚が集まっているという状態だ。

「俺はどうなったんだ?」

「そうね、簡単に言えば暴走かしら?」

「ふむ、若者にはよくある事だし、問題ないな」

「心当たりはあるのかしら?」

「あると言えばある。ないと言えばない」

「……そう。まぁいいわ。とりあえず、新しい子を紹介しておくわね」

 吉祥天は那由多を呼びこむと一応の説明を始めた。

「この子は那由多。私はなーちゃんって呼んでるから、なーちゃんでよろしくね。夜叉王

の娘で、神様の子供の中では一番強いらしいのよ。なーちゃんが此処に来た理由は色々あるけど、空臥ちゃんと凛ちゃんを連れ戻すのが一番の目的ね」

 連れ戻すと言われて空臥が口を挟もうとするが、それを制止して話を続ける。

「私達は可能な限り、人間界と関わりを持ってはいけないの。だから、二人には期限が設けられていたのね。それを無視して人間界に居続けてるからなーちゃんが来たわけ」

「何で関わったらダメなんだ?」

「簡単に言えば信仰力の問題ね。人間に認知されると、信仰力の対象になるわ。短い期間だと影響力なんてないけど、長く居続けていれば力を得る事になる。力が欲しい神がこっちに来て密かに信仰力を蓄えて反乱とかになったら洒落にならないのよ」

 だから、吉祥天は桃華達の髪の毛を瓶に入れて、そこに信仰力を集めているのだ。

 そして瓶の数が増えているのは、杏と那由多の分なのだろう。

「取り敢えず、なーちゃんは私が説得して、暫く中立の立場で見守ってくれるって約束をしてくれたから、二人は心配しなくていいわよ。後、ここで一緒に暮らす事になってるから、よろしくね」

 一安心した空臥はホッと胸を撫で下ろした。だが、すぐに顔色が青くなっていく。

 吉祥天は言った。『見守る』と。

 それは那由多がいつも傍にいるという事と同義なのだ。

「隊長が……いつも、見ている」

 思わず声に出してしまった空臥は、直ぐに自分の口を手で塞いだが、時すでに遅し。

「おや? 僕が見ていたら困る事でもあるのかい、空臥?」

「い、いえ! 問題ありません!」

 そんな二人のやり取りを睨みつけている人物がいる。桃華だ。

 浩介の目覚めで一旦は収めたイライラが再発してしまったのだ。強い、強いと言われたら、闘いたくなるのが性。

しかも、相手は桃華を見下している。そんな状態を良しとする訳がないのだ。

「納得いかないわ……どれだけのものか知らないけど、偉そうにしたいなら、それ相応なところ見せなよ?」

「ふーん。そんなに僕と手合わせがしたいのかい?」

「勿論! 私達にとって、強さは全てなのよ!」

 寝ている浩介を挟んで二人は睨み合っている。

「おい……人の上で揉め事は止めろよな」

 浩介の言葉は当たり前のようにスルーされてしまう。

「そんなに手合わせがしたいのなら、相手になってあげてもいいけど、何か得る物がないとやる気が出ないなぁ」

 相手をしてやる変わりに何かを差し出せと言っている那由多に、瑠璃が激怒した。

「いい加減にしなさい! あなたは相変わらずなのですね、那由多?」

「これはこれは、瑠璃様。相変わらずとはどういう意味でしょう?」

「あなたは確かに強い。でも、それだけです。残念な事ですが、あなたには怖さがない! 周りとの力の差がそうさせているのかもしれませんが、必死さがある分、空臥の前に立つ方が私は嫌ですわ」

 本心かどうか定かではないが、ここで敢えて空臥の名前を出した。そして、自分の部下よりも劣っていると言い放ったのだ。瑠璃はこれでも一応は須弥山の姫という立場である。その姫にこうまで言われると、さすがの那由多も穏やかではない。

「ふふっ……ふははははっ! 空臥より劣っていると? この僕が 瑠璃様は面白い事を仰る!」

 那由多は、一度上を見上げ笑った後、鬼の形相で空臥を睨みつける。巻き込まれ事故にあってしまった空臥は、どうしていいのか分からなず、取り敢えず自分に刺さる視線を回避するために顔を背けた。

「こんな手に引っかかるのは不本意だけど、闘ってあげるよ! 瑠璃様にちゃんと見せてあげるよ! 僕の怖さを、ね!」

 立ち上がった那由多に釣られて、桃華も立ち上がり、お互いに顔を近づける。

「……だから、人の上で……もういいや」

 浩介は色々と諦めたのか、自分の上に見える二人の顔を『お前達馬鹿だろう?』という冷めた目線で見つめていた。


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