過去とみらい
常にコメディを目指しておりますが
シリアスシーンや流血表現も多々あります。
恋愛要素も含まれており、微裏表現が出てきます。
そちらが苦手な方は読まない方を
おすすめ致します。他、自己責任でお願いします。
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悪逆非道は、お好き?
「この世の中、クズばかり…ってね」
─わらえてくるよ、この残念な世界に。
───→
「李貴!アンタ、何回言ったらわかんのよ!
言葉がわからないの?病院に行って診てもらう!?」
ババアのギャーギャーとうるせぇ甲高い声が
俺の耳を貫く。耳を防ぎたくなる。
俺が、5歳児になった頃から俺の親は
うるさく喚くように説教するようになった。
俺が小1になった頃には、言葉だけじゃなく
暴力さえも振るうようになっていた。
「…なんで何も言わないのっ?人形じゃないんだから
しゃべりなさいよ!なんとか言いなさいよっ!」
俺の頬を大きな音を立て、殴る。
なにが、たのしいんだ。
「…ばかじゃねーの」
「…なに?」
俯いていた母さんは、顔を上げた
蔑んだ目をこちらに向け、もう正気じゃない。
「…クズ」
「…っアンタ!親に向かってなんて…っ!」
「てめーがしゃべれっつったんだろ。
今まで楽しかったか?俺がお前通りに動いてやって、
満足できた?…よかったね。」
あーあ、小3の俺にこんなこと言わせんじゃねーよ。
「失せろ、クズが」
俺は、親指を下にむけた
「…っもう帰ってくるなっ!!」
なーに、今頃泣きそうな顔してんだよ。
…おせーよ。
───




