始まりの鈴
初めての作品なんで小説とは言えないような出来になっていると思いますが読んでくれたら嬉しいです
きつい言葉でも大丈夫なんでアドバイスもらえたらなと思ってます
俺の胸の辺りにはもう俺の細胞はそこには存在してなかった
ぽっかりと空いた胸
意識がなくなりかけの虚ろな頭でもこれは死ぬとはっきりわかった
そして俺は地面に倒れる
そこに俺の名を大きな声で呼びながら近づいてくる幼馴染み
なにか彼女が叫んでいたが頭がその言葉を理解してくれない
そして俺が意識をうしなう瞬間唇に彼女の唇が重なる
これが俺の最初で最後のキスだった
―・―・―・―・―・―・
蘭葉高等高校
俺 鈴城 剣士は今日からこの蘭高に通い始める
「はぁ………遂に来ちまったか」と俺は蘭高の正門前でため息混じりで呟いた
こんなことを呟いているがけしていきたくないわけではない
俺の出身はもうそれはそれはド田舎で周りは田んぼだらけでいいとこと言えば空気がすんでいることと星がキレイに見えることぐらいだ
そんなド田舎からきた俺が一番都会に近い蘭高に行けばすぐに田舎出がにじみでて目立つのではないかと不安でしかたがないのだ
そして剣士がまた何回目かの服装チェックをしようとしたとき隣から快活な中に苛立ちを混ぜた澄んだ声がする
「いつまでぐちぐちしてるのよ さっさといくわよ」
隣から俺に声をかけた少女の名は間藤 唯
髪は黒髪で腰までいきそうなぐらいのロングヘアー 目もぱっちり二重でいい感じ 胸は標準的で大きいわけじゃないが小さいわけでもない 足も細くて好印象
外見で語るといいとこしかない まあ美少女だろう
でも
「何回チェックしてもけんじはアホ顔なんだから服なんか関係ないじゃない」
とても口が悪い子だ
「お前は顔ばっか気にしすぎなんだよ 身だしなみを整えるのは当たり前だろ」
「それ何回目よ? 私が数えただけで朝から八回はしてるわ」
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剣士と唯が校門前でがみがみ言い合ってると校舎から朝のHR10分前を報せるチャイムがなる
そのチャイムでお互い言い合ってる時間がないことを感じ口喧嘩をやめる
「はぁ……行くか」
剣士は覚悟を決め自分の田舎もんオーラが出てないことを祈り唯と一緒に玄関へと向かった