第5話【ジャングル】
ここはジャングル。
青い海にポツンと浮かぶ緑色した島国です。
ザック、ザック、とインディアンが森の中を進んでゆきます。
「なんだアレハ!?」
空を指差しインディアンが言いました。
「なんだアレは?」「アレはなんだ?」「なんだ?」「なんだ?「なんナンだ?」
空を指差し騒いでいたインディアン達の中で、1番視力の高いヤツが言いました。
「…あれは…女の子だ!」
それを聞いた周りのインディアン達は驚きました。
「なんだって!親方!空から女の子が!」
―と、言った瞬間、ズドーーーン!!!と、インディアン親方の体に覆い被さる様に女の子は落下しました。
インディアン親方と女の子は気絶しました。
インディアン達は恐る恐る近付きました。
女の子の顔を見ました。
それは女の子ではありませんでした。
巨大ハンマーを持ったおばさんでした。
視力の高いインディアンが言いました。
「とりあえずテントに運ぶか?」
「そーだな」
「ん?」
「どーした?こんどはなんだ?」
「いやいやアレ」
ギギギギギギ!!!
ズドドドドドドドド!!!
遠くの空から改造人間マサルちゃんがスーパージェットでやって来ており、インディアンの全員はボーっとソレを見てました。