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第26話【博士と助手】



「君はどう思うかね?」



博士が助手にこう聞きました。



「クレームスの事ですか?」



助手は博士に聞き返しました。



「もちろん、そうだ。彼には新型パーツを搭載してある。我等に協力してもらわなければ、いけないからな。友達の名は、ええーと、ええーと、なんだったかな?」



「知りませんし、分かりません。興味が全くございません」



助手が言った、その時でした(ズゴーーーーン!)と、ドアがブチ破れ、クレームスの友達ブツカリ、助手に当たって、メガネが壊れ、2人並んで気絶して、博士は慌てて、こう言いました。



「き!キミはたしか!クレームス君だね!起きた様だね!調子はどうだい!キミには新型パーツを付けた!世界でほとんど!ほぼ最強だ!私が改造してやったんだ!どうだね?なかなか良いだろう?」



「なにを言ってる。ふざけんな。人を勝手に改造しまくり、なかなか良いとはどういう事だ」



「ちょっと!待て!待て!落ち着きたまえ!キミにはちゃんと目的があり、それを私が説明するから、どうか!頼む!話を聞いて、くれたまえ!」



「なにが話だ!ふざけんな!勝手に人が寝ている間に!ターミネーター的存在に!されてりゃ!そりゃー!怒るだろーがー!」



クレームスはそう言って、1歩、1歩、博士に近付き、ヒョイと胸ぐら掴みあげ、壁にブチ当て、更にブチ当て、倒れた脇腹、蹴り上げて、ハンマーパンチで最後のトドメを刺す瞬間ドゥーーンと、一気に黙り込み、クレームスは停止しました。



博士はダラダラ鼻血を流し、クレームスの後ろには、別の助手が立っていました。



「ちーす。なんスか。この有り様はー。俺が来てみて良かったですねー。山田は研究続けてますが、新型パーツのチップが出来て、俺が届けに来ましたよ。このリモコンで、このサイボーグは操れますよ。俺って命の恩人じゃねーの?給料上げろよ!オイ!博士!…冗談ですよ。アハハハハハ!」



最後に博士がこう言いました。



「相変わらずだね山下くん」

 



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