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第19話【俺の目的】



俺は目を覚ました…。



「やっと起きた様だね」


―と、博士が言った。


「あなたは改造人間になりました」


―と、助手が言った。


俺の左腕は機関銃になっていた。右腕からは灼熱ファイヤーが出る仕組みとなっていた。


更に両足にはロケット噴射が付けられていた。更に目からビームが出せる様になっていた。空を飛べる様にもなっていた。そして、その事自体を自分自身で把握し、分かっていた。全ての能力の使い方から使い道まで何故か俺は全部分かっていたのだった。



「あなたの脳ミソには改造チップを埋め込まさせてもらいました。自分の能力の使い方から、使い道までシッカリ自分で分かってますよね?それに全ての目的も」



助手が俺に聞いて来た。


俺は「ああ」と言って話を終わらせ、次に博士が、こう言った。



「君の友達の名前は、たしかクレームス君…だったよね?」


「…はい。クレームスがどうかしましたか?」


「実は彼には新型のパーツを搭載した。君より新しいタイプの改造人間だ。が、しかし、彼用というより新型に対しての能力チップ自体がまだ開発されていないので彼が目を覚ました時、なぜ改造人間にされたのか、といった事を、君とは違い、理由も訳も、そして、目的も分かっておらず、混乱すると思う。そこで君に早速1つ目の指示として頼みたいのだが、是非、友人である君の方から改造人間にされた意味合いや、目的を教えてやって欲しい。もちろん能力的な部分に関しては、後でコチラでキチンと説明はするが、まずは気持ちの面でのフォローを君に頼みたい。私達がやったら殺されかねんしな。是非頼んだよ」



俺は答えた。



「はい。分かりました。了解です」



(ガチャ)(バタン)



―と、広い部屋へ案内された。


そこにはガラスの水槽があった。


そのガラスの水槽の中には、在り来たりな感じでクレームスが裸で入れられていた。そして、その、在り来たりに水槽に入れられたクレームスは、在り来たりな感じの口から息が出来るチューブみたいなヤツが付けられ、体のアチコチには在り来たりなソレッぽいクダ的な物が沢山付けられていた。



在り来たりな博士と助手は部屋を出た。



(バタン)



ドアを締めた、その音で、クレームスは在り来たりに目を開けた…。



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