エピソード1 シアの残党
惑星ワルカナールにて
何もかも包み込んでしまいそうな円盤型の宇宙船は既に上陸していた
黒いアーマードスーツを着た男は羽と操縦席のみで、作られた簡易的な宇宙船でこちらに向かっていた
ワルカナールは惑星を催した兵器である
惑星内には自然や、都市があり、遠くから見ると至ってシンプルな惑星で融合しているのが珍しいくらいに思い、興味本位で近づけば、巨大な兵器の中への道へと繋がる
この惑星は周りからは違うものに見せる
この惑星の特徴をその人自身が考えた設計になる
つまり、その人自身からすると、最高の惑星でもあり、1歩踏み出せば最悪の惑星となる
小さな宇宙船は兵器に着く
兵器周辺をうろつくと扉が開き中に入れる仕組みだ
小さな宇宙船はゆっくり着陸し、黒いアーマードスーツを着た男が中から出てくる
やつは話し始めた
「惑星シアの残党が蘇る」
小さな惑星シア
そこには沢山の農民がいました
中には何かを志すものも多く、沢山の人々が宇宙に飛び立とうと必死でした
しかし、宇宙船は完成しない
破壊され続ける畑を見守りながら次々とデータを取得される
その中には惑星ワルカナールに使用されたものがある
まだ、その正体を知るものはワルカナール関係者しかいない
何故ならシアに住んでいた者のほとんどが殺されたから
しかしそんなシアの住民にも生き残りがいる
マルコア・リリーだ
マルコアは、シアの中では高い射撃能力を秘めていて、シアの人の中では唯一銃を持っていた
マルコアは、シアに侵入した白いアーマードスーツを着た男のアーマードスーツを奪い、それを着て宇宙船に乗り脱出し、この軍団の1部となり潜入しているが、言語理解に欠けていて、今は惑星チニカサというところにいる
惑星チニカサは異星人の溜まり場で酒場が多い印象だ
「やあ、グルーザ」
「オイオイ、マルコアじゃないか!」
「バーの店主は上手くいってる?」
「ダメダメだねw」
「全然笑い事じゃないだろ。ま、今日は赤緑サワーで」
「レモンもどうぞ」
と慣れた手つきかつ予想していたのかすぐにテーブルに置かれ、レモンを掛けてきた
「いつもそれどうやってやんてんの?」
「異星人になったら出来るさ、こっちからしてもマルコアは異星人だからな」
「確かにそれは言えてる」
「ところで、何しに来たんだ?」
「惑星ワルカナールについてはもう聞いた?」
「おお、きいたぞ」
「それってやっぱりおかしくない?」
「まあ、おかしいな」
「つまりそこに行きたい」
「何言ってんだよ!今ここで行けば負けるのは承知の上でか?」
「いや、勝つね」
「お前、あの人達の軍団の歴史を知らないのか?」
「歴史なんかあるのか?」
「宇宙、いや銀河で一番クズな連中だ」
「それはそうだろうな」
「何をしでかしたか聞きたいかい?」
「いや、俺はあくまで酒を飲んでしまう17歳だ、興味ないね」
といいレモンがかかった赤緑サワーを一気に飲み干した
「宇宙に向かうんだ、お前も来るか?」
「俺はバーを見るのが残っている」
「そうか、元気でな...」
マルコアがバーを出た瞬間マルコアからは死角となっていたところから白いアーマードスーツを着た男達が出てくる
「あんた達の出番かもな」




