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アベレージヒッター~平凡な俺の異世界生活~  作者: 勝地瑛星
第2章 ファーストクエスト
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4.冒険者ギルド

 武器屋を後にし、俺たちはギルドに向かった。さっきは一人で入ったからクレアに怒られたが、今度は一緒なので問題ないだろう。ただ、朝に絡んできた連中がまだいるかが心配だ。


 ギルド内は朝とは違って人が少なく、閑散としていた。クレアによると、ほとんどの冒険者は朝からクエストを受けるため、クエスト進行中の昼間はいつもこのような感じらしい。これなら、あいつらに会うことはないだろう。


「とりあえず、ショウタも冒険者登録しないとね。受付に行くわよ」

 クレアと一緒に受付へ。朝にクレアについて聞いた受付嬢がいた。


「あ、クレアさんお疲れ様です。そちらは朝の……」


「彼の冒険者登録をお願い出来るかしら? ステータスはさっき確認してきたわ」

 クレアは俺のステータスが書き写された紙を手渡した。先程帰り際にマリアさんから貰ったものだ。


「はい、確認させて頂きます。――これは間違いないのでしょうか?見たことないステータスなのですが……」


「ええ、間違いないわ。ここに教会の紋章があるでしょ?」


「た、確かにありますね……失礼致しました。では、登録に移らせてもらいます。こちらの書類に署名をお願いします」

 そう言って受付嬢は書類を手渡してきた。そこには注意事項が書かれていた。要約すると「クエスト中に死んでも責任とらないよ」という事みたいだ。若干動揺しながら署名して受付嬢に返す。


「はい、問題ないです。こちらがギルドのガイドブックになっていますので目を通しておいて下さいね」


「分かった。後で読んでおくよ」


「あ、ランクについての説明がまだでしたね。当ギルドでは、F~Sの7段階のランク制を採用しています。Fランクの方には難易度の低いクエストのみ受けて貰うことになっていますが、ランクが上がるにつれ難易度が高いクエストも受けることができます。AランクやSランクの方には貴族や王族の方からの指名依頼が来ることもあります。もちろん、高難易度のクエストの方が報酬も多くなります。」


「なるほど、低ランクの内は危険が少ないクエストで慣れるまで小銭を稼いで、高ランクになったらハイリスクハイリターンのクエストを受けられるってことか」


「そういうことです。初めて登録された方はFランクからのスタートとなります。重ねて申し上げますが、最初は戦闘がないクエストから受けていただきます」


「それじゃ、登録も済んだしさっそくクエストを受けに行きましょ」


 そう言うとクレアは、受付のすぐ横の掲示板に目を移した。掲示板には沢山の貼り紙があり、クレアはその一つを剥がし、俺に手渡してきた。


「最初はこれぐらいがいいんじゃないかしら。採取クエストだから戦闘しなくても済むし、もし何かあっても私が付き添うから問題ないわ」


 手渡された紙には、「薬草採取 難易度F」と書いてあった。クレアの言うように採取だけなら俺でも出来そうだし、クレアがいるからもし何かあっても安心できる。


「うん、そうだな、これにするよ」


「はい、そのクエストは最近受ける人が少なかったのでこちらとしても助かります。クレアさんが同行されるならとても安心ですね。それではいってらっしゃいませ」


 この世界に来て初めてのクエストを受注し、ギルドを後にする。色々あったがやっと冒険者としての一歩を踏み出せる。

最近APEX熱とマイクラ熱が高まりゲームばかりしてしまって投稿が遅れました。申し訳ありません。


さて今回は「才能」について書こうかなと思います。

この話の主人公はとても平凡で特に秀でた才能が無いのが特徴です。かく言う私も秀でた才能が無く、平凡な人間です。小中高とサッカー部に所属していましたが、県の代表である県トレに選ばれることなく万年ベンチでした。マルコム・グラッドウェル氏が発表した「1万時間の法則」というものがあります。これある分野でスキルを磨いて一流として成功するには、1万時間もの練習・努力・学習が必要だというものです。サッカーに費やした12年間は時間に直すと約105120時間。これだけ費やしても高校最後の大会ではベンチ入りすら出来ませんでした。それどころかサッカー歴6年ぐらいの同学年に負けました。「努力すれば報われる」と言いますが、ある程度の才能もやっぱり必要なのでは無いかなと思います。

ちなみに、サッカーより時間を費やしているゲームの腕前も平凡です。「才能」もやっぱり大事ですね。


1つだけ才能が貰えるなら絵の才能が欲しいです。この話を漫画で書いてみたらもっと表現しやすいと思うので。


最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

誤字脱字等ございましたら、報告していただけると幸いです。では、また次回。

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