最後まで諦めない
5回目の入院
準備も手馴れて
すぐに終わらせた
またも入院か友達出来るかな?
そんなことを考えて
入院手続きを済ませ
いざ入院となると
デイルームで猛者が
テレビを見ていた
3回目の同じ時期に入院だ
もしかしたら悪くなるサイクルが
同じなのかもしれない
しかも今回は3度目の入院の時
一緒だったうつ病の女性もいた
またも初日から友達が2人も出来る
前回と同じロの形をした病棟だ
今回の入院は結構若い患者が多い
何度もお金を貸してくれと言う
ヤンキー風な小僧
自殺願望の女子大生
記憶喪失の女性
幻聴タイプの統合失調症の男性
うつ病の離れ小島から来た男性
そんな遠くから来る程
この病院は有名らしい
まだまだ沢山いる
自殺未遂が多かった
渡り廊下の椅子に
座れなくなるくらい集まっていた
お菓子パーティと言って
夕食後渡り廊下でお菓子を持ち寄り
皆んなで食べていた
それくらいしか楽しみがないのだ
やはり話しを聞くと
皆んな若いのに苦労している
辛いのは私だけじゃない
3回も同じ入院となると
猛者と仲良くなっていた
他の人よりも気を使わなくていい
一緒にいる時間が多かった
一緒に初詣も行った
今回の入院も2ヶ月だ
猛者も同じく2ヶ月で
退院予定だった
特に大きなトラブルもなく
退院となるのだが
一つ大きなニュースがあった
うつ病の女性と猛者が
結婚を前提に付き合い始めた
私はこの8年近くで
友達と言える人は居なくなっていた
唯一猛者が友達と言える
心から祝福をする
2ヶ月はあっという間に終わった
退院してまた訪問看護と専門リハの
二本柱でなんとか生活リズムを保つ様に
心に決めて退院をする
そして現在2018年1月18日
退院から1年間が過ぎるが
なんとか生活リズムを保って
入院まではいかない感じだ
専門リハには例の如く行けてない
題名にもなっている
不幸の中の幸福
この題名にしたのは
初心に帰るためである
暖かい布団で眠れる幸せ
贅沢は出来ないが食べる事に困らない
訪問看護でわざわざ看護師が
家まで来てくれている
全てが有り難い事だ
落ちるところまで落ちた
後は這い上がるだけだ
私の未来は明るい希望がある
2018年の目標は作業所に通うこと
1年間作業所に通えたら
一般就労に着く
小さな目標だが心の支えになる
小さな幸せだが私は満足している
冒頭に書いた
幸せと感じるのは人それぞれ
私は小さな幸せを掻き集めて満足している
最後まで読んでいただき
ありがとうございます
無駄に長い駄文で
申し訳ありません
良かったら感想やレビュー等
書いていただけると
嬉しいです




