自己破産
メンタルクリニックは最悪だった
私の症状はどんどん悪化していく
働けなかったので返した借金を
また借りての生活だった
通院は2週間に一回
保険証もなかったので
通院費用は生活を圧迫していた
3カ月が過ぎたくらいだろうか
医師から精神障害者手帳を
取得する様に勧められる
証明写真を撮って
役所にクリニックからの
紹介状を持って行く
障害者手帳は簡単に取れた
この頃から
消費者金融のグレーゾーン摘発が進む
私は債務整理するため
弁護士会に相談に行く
相談料は無料だった
調べてもらうと二社は
完済扱いになるがもう二社は
まだ完済扱いになっていなかった
私は障害者手帳を出し
働けない理由も話すと
自己破産を持ちかけられる
私はそれを受け入れ
自己破産する事になる
障害者手帳の力なのか
自己破産は簡単に出来た
しかも完済扱いの消費者金融から
いくばくかのお金も返ってきた
1カ月は生活出来そうな金額だ
しかしメンタルクリニックの
診察料がやはり圧迫している
私はもう一度役所に行って
相談をする
生活保護を勧められた
これまた障害者手帳の力なのか
生活保護は簡単な手続きだけで
受理されることになる
戸籍上1人で誰にも迷惑かける事なく
私は生活保護での生活が始まる
生活保護で1番大きかったのは
メンタルクリニックの診察料が
無料になることだった
この間2カ月程度の速さだった
自己破産をして
生活保護を受けて
身軽にはなったが
罪悪感がわたしを襲う
本当に生きてて良いのだろうか?
贅沢は出来ないが
食べることに苦労しない程度の保護費
もちろん税金から貰っている事は知っている
それがまた罪悪感を加速させる
私の通うメンタルクリニックは
前にも述べたとうり最悪だった
生活保護に切り替わると
処方された薬は
ジェネリックに変える必要がある
しかし主治医は
ジェネリックに変えるなら
病院も変えてくださいね
ウチはジェネリック取り扱ってないから
そう平気な顔で言う
後から知るが
このメンタルクリニックは
ギャンブル依存症やアルコール依存症の
依存症専門のクリニックだった
なのでうつ病は専門外だったのだろう
週に一度役所に行き
手続きや近況報告する
就労支援も受けて
それに伴い
障害者枠の仕事を
ハローワークで探すが
なかなか見つからない
自己破産すると
警備員やお金を扱う
事務仕事などには
就労出来ない規則がある
それが私の首を絞める
私はどんどん悪化していく
メンタルクリニックでは
相変わらず暴言を吐かれ
薬も睡眠導入剤だけ
何度死が頭をよぎっただろう
この頃から私は
より壊れていく




