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不幸の中の幸福  作者: みずかがみ
4月7日現在
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資格

お世話になった店長の突然の他界

3カ月後に控えた店長資格試験

夜勤に家事にクミさんを慰める

私は葬儀から帰ると突然の死を

悲しむ暇などなかった


私はがむしゃらに働き勉強した

絶対店長資格取ってやる

それは悲しさを紛らわせる様に

何か没頭してその時だけは

忘れられたからがむしゃらに

勉強出来たのだと思う


目の回る3カ月だった

いよいよ店長資格試験当日

JRの本社に私は居た

もちろん資格試験を受けるためだ


試験はマークシート式で

接客の題材での作文と面接

これで終わりだった

結果は1週間後

あっと言う間に1週間

結果は合格だった

一発合格は凄く稀なことらしい

狭き門を突破出来たのだ


店長資格は入手したが

実際に店舗を受け持つには

直営店で1年間働く経験が必要だった

私はJRの駅中コンビニで

働くことになる

クミさんとの同棲は続いていた


直営店での仕事は

朝7時から夜9時まで

しかし実際にタイムカードをきるのは

夕方の5時残りはサービス残業である

はっきり言ってブラックだった

実質の労働時間よりも

早く終わることになっていたので

給料も夜勤の頃からかなり減る

しかし店長になれば

給料も良くなるし何より

独立して自分の店を持てる

私はまたも新しい場所で

発注など新しい仕事を始める

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