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不幸の中の幸福  作者: みずかがみ
4月7日現在
18/39

引っ越し

消費者金融は簡単に借金できる

保証人も必要ない

相変わらず食事会は毎日だった

だんだんと増えていく借金

私は借金をして借金を返し

そしてまた借り利息だけ支払う

そんな毎日が続いていた

そんな毎日が続くと借金の

限度額が増えていく

雪だるまみたいに増える借金


すぐに限度額までの100万円になり

新しい消費者金融で借りて

毎日の食事会は終わりなく続く

そんな素振りはみせない様に

私は借金をして食事代を払う

こんな生活が2年間も続くと

私の借金は400万円を越えていた


当時は金利が高く

利息は高かった

だんだんと苦しくなって

借金の返済が滞りだす


消費者金融は簡単に貸してくれる

しかし滞りだすと容赦なく取り立てる

あまりに滞り続けたため

職場まで取り立ての電話がかかってくる

ついに店長に私の借金がバレてしまった

主任と言う立場上お金も扱うし

機械設定も考える

大きな借金がある人間には

任せられない仕事である


私は解雇されてしまった

残ったのは借金と暮らしている部屋だけ

どうしようか?また死が頭をよぎる

そんな時なんと姉から連絡があった

県外ではないがコンビニで

姉は働いて子育てしていた

ダメンズに捕まるのは遺伝するのか

姉もヤクザな旦那とデキ婚して

県内に戻り子供が4人も居る中離婚して

シングルマザーで生活保護を

もらいながらコンビニで働き

なんとか生活していた


そのコンビニで人手が足りないと言う

私は無職になったばかりだ

借金もある働かないと食べられない

借金は内緒にして

お世話になった店長に仕事で失敗して

解雇されたと嘘をつく

そして姉から連絡があり

コンビニで働くため

引っ越すことを話す

お世話になった店長は

心配してくれたが

私が選んだのならば

それを頑張りなさいと

励ましてくれた


私はコンビニで働くことになる

この頃26歳くらいだろうか?

新しく部屋を借りることになり

姉が保証人となってくれた


また新天地での生活である

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