不幸の中に幸福は生まれている
幸せと感じるのは人それぞれ
私は小さな幸せを掻き集めて満足している
不幸だと思う人に1度読んでもらいたいです
生まれは望まれて生まれてきた
母方の祖父と祖母と母と父と姉が1人の6人家族
一応長男として生まれた
祖父に可愛いがられ
祖母に厳しく躾けられ
母は優しく時に厳しく
父は物心つく頃には離婚して居なかった
姉はヤンチャで、よくイジメられた記憶がある
私が小学校低学年の頃
祖父が腎臓がんで他界する
その時には死を理解してなくて
親戚のお姉さんが好きで
そのお姉さんに会えたことが嬉しくて
葬儀の時逆に喜んでいた。
最後の別れの時
動かなくなった祖父の顔を触ると
何故かとても冷たくて
それでもまだ死を理解してなかった
クリスチャンだったので
教会での葬儀で参列者が変わるがわる
祖父と最後の別れをしていた
私は好きなお姉さんの隣で
嬉しくてはしゃいでいたが
当のお姉さんはボロボロと静かに泣いていた
慰めるつもりと話をしたかったのとで
話しかけてみた「じいちゃんの顔、冷たかったよ」
無邪気に話してみたつもりが
声に出してみたら何故か私も
涙がボロボロと溢れてきた
初めて死を理解した瞬間だと思う
静かに息を引き取った祖父
死は身近にあることをこの時に知った