表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不幸の中の幸福  作者: みずかがみ
4月7日現在
1/39

不幸の中に幸福は生まれている

幸せと感じるのは人それぞれ

私は小さな幸せを掻き集めて満足している

不幸だと思う人に1度読んでもらいたいです

生まれは望まれて生まれてきた

母方の祖父と祖母と母と父と姉が1人の6人家族

一応長男として生まれた


祖父に可愛いがられ

祖母に厳しく躾けられ

母は優しく時に厳しく

父は物心つく頃には離婚して居なかった

姉はヤンチャで、よくイジメられた記憶がある


私が小学校低学年の頃

祖父が腎臓がんで他界する


その時には死を理解してなくて

親戚のお姉さんが好きで

そのお姉さんに会えたことが嬉しくて

葬儀の時逆に喜んでいた。


最後の別れの時

動かなくなった祖父の顔を触ると

何故かとても冷たくて

それでもまだ死を理解してなかった


クリスチャンだったので

教会での葬儀で参列者が変わるがわる

祖父と最後の別れをしていた


私は好きなお姉さんの隣で

嬉しくてはしゃいでいたが

当のお姉さんはボロボロと静かに泣いていた

慰めるつもりと話をしたかったのとで

話しかけてみた「じいちゃんの顔、冷たかったよ」

無邪気に話してみたつもりが

声に出してみたら何故か私も

涙がボロボロと溢れてきた


初めて死を理解した瞬間だと思う

静かに息を引き取った祖父

死は身近にあることをこの時に知った


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ