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ヴィントスとベド   作者: 記角麒麟
3/3

未完

「よーし!

 これで一緒に旅ができるね、ベド!」


 光の精デーノブリッスと、水の精アクアの指導の結果、二足歩行ができるようになっていました。

 これでようやく、ヴィントスと旅ができる。そう思っていた矢先、一つの声がそれを静止しました。


「ちょっと待てよヴィントス」

「何さリッちゃん?」


 静止する彼女の声に、少し不機嫌そうに頬を膨らませながら、ヴィントスが振り返ります。


「まさか、このままの姿でベドを連れて行く気か?」

「……どうゆーこと?」


 デーノブリッスの質問に、まるで訳がわからないとでも言いたそうに、ヴィントスは小首をかしげます。


「お前は……。

 いいか、ヴィントス。

 ベドの格好をよく考えてみろ、あんなナリで人間の村なんかに行ったらどうなるか」


 肩をすくめ、デーノブリッスは指摘をしますが、当の本人は何のことだからわかっていません。

 見かねた水の精のアクアは、未だに?マークを頭上に浮かべている彼女に、ヒントを出しました。


「いい、ヴィントスちゃん?

 彼の姿形をよ〜く見てみて?」

「……それがどうかしたの?」

「人間とは形が違うでしょ?

 人の村に入るなら、人と同じ格好にしないと」

「あ、そっか!」

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