第1話 新人記者とメイドさん
あーあー…テステス……んっんん、大丈夫そうですね
はいどうも皆さん、おはよう今日わ今晩わ…私は『世界に楽しいニュースを』がモットーの『娯楽新聞社』の新入り記者です!
はい、娯楽新聞社は『ロボット大戦』以降最悪の戦争『第三次世界大戦』が集結した後に設立した会社です、娯楽新聞社を設立した『坂井里樹』さんは戦前の様な笑顔が無くっなった人々に悲しみ皆さんに笑顔を届ける為にこの新聞社を設立しました!
あっ……ごめんなさい!えっと…はい!今回は『大量失踪事件』の真相を突き止めようと私はこの…樹海に来ています。
はい…大量失踪事件と言うのは突然大量の人々が消えた事件の事です…ですが、この事件の可笑しな事は何故か失踪した筈の人々が忽然と戻って来たのです。
「あー…ちょっとアンタ何してんだ此処で?」
ひゃっ⁉︎ゾッゾンビ⁉︎
「おいおい…幽霊なら未だ良いがゾンビはないだろうゾンビは…」
私の背後から声をかけて来たのはメイド服を着た雰囲気が全て台無しにしている美人さんが居ました。
何でこんな場所に?と言うか何でメイド服?
「其れをアンタが言うか?まぁいいや、でっこのメイド服は俺の仕事服なのさ」
仕事服ですか?と言う事はメイドさんですか⁉︎私本物のメイドさん何て初めて見ました!凄いです!
「そんなに喜ばれると照れるな…でっもう一度聞くけど何でこんな自殺名所に?」
自殺名所?此処がですか?確かに昔は自殺名所って言われてましたけど……あっ私が此処に来た理由は、此処に大量失踪事件の真相を知っている方が居ると聞いたのです。
「大量失踪事件?あー…あぁ!成る程なまぁ確かに俺はその事件の関係者の一人だな一応」
そう言いながら、メイドさんはポケットからかなり古い形のライターを取り出し同じく環境と周りに考慮していない、煙草を取り出し火を付け口に含む。
えっえぇぇぇ⁉︎関係者⁉︎
つい私は大きな声を出しながら絶叫する、まさか…こんな簡単に事件の関係者に会えるなんて。
「たく…煩いな、まぁいい話てやるから付いて来い」
付いて来いって…何処へ?
「俺の……いや夫と俺の家だ」
………ご結婚されてたんですね
「つい最近な」