第零話 呪い (下)
頑張りました・・・
「あんた、いや、貴方は神さんですか?」
「ああ、そうだよ。今まで色んな人の“負”を見てきたけど、はっきり言って君の“負”は異常過ぎる。例えるなら、普通が生意気な小六で、君がヤンキー風の中三だね。」
「なんですかその分かりにくい例え」
「わかったなら別にいいじゃないか」
な、なんだこのテキトーな感じ・・本当にこの呪いとけんのか・・・?てか、さっきと全然雰囲気が違う気がする。
「これが素ですから。あと、さりげなく私をうたがったね?」
「ちょっ!勝手に心読まないでください!」
そうだった。相手は神様だ。心を読むなんて意識しなくとも簡単に出来るん「意識しないと心はよめぬ!なんちって」
「意図的にやったのかよ!!」
何なんだよまったく。俺ん中の神様のイメージが崩壊しかけたぞ。なんかこう、もっと神聖で、美しくて、きょにゅゲフンゲフン、大きくて、素敵な感じだったんだが・・・
「ただのど変態だねっ!」
「黙れぇ!巨乳こそ心理!崇める対象だぁぁぁぁ!!」
「え、何かすいません」
全く!ヤツは!何をほざいているんだ!巨乳の良さが分からん野郎は人ではない!まず、あのけしからんち「あ、あのさ、そろそろ呪いをとく話しない?」してあの!や わ ら か さ!!しかーし、あの果実に触れる=デス!!奴等は可愛い外見をしているが、攻撃性も兼ね備えている!それすなわち、最 恐!
================================================
「ふぅ・・や、やっとおさまったみたいだね・・」
「すまん。取り乱した。では本題にはいってくれ」
(なんかさっきと全然違うんだけど・・)
いかんいかん。熱くなりすぎて神様をドン引きさせてしまった。
後悔はしてないがな(キリッ
「で、一番良い直し方は、・・・」
「直し方は?」
「自らの力にすることだね」
「例えば?」
「うーんと・・チートって奴かな」
マジか!!
「詳しく聞かせてください」
「えっ、うん」
さっき神様から聞いた話によると・・・
・呪い自体攻撃性が高い。だからそれを神力で変換し、力の出来上がり
・呪い本来の性質はチートのそれとほぼ同質。その性質を使ってチートに。
・チートに変換した時点で“負”は力となり、負の連鎖自体なくなる。
・ただチートを使うなら、また生き返らなければいけない。
といった所だ。とゆうことで・・・
「生き返ってきまーす!」
「はやいね!?」
================================================
「チートも貰ったことだし、生き返るか!神様有難とう!」
あぁ。どうゆうチートか楽しみだなぁ!
「フフッ。ようやく人並みの幸せが送れそうだね」
「なんかいった?」
「何でもないよ」
生前ではぎこちなく笑ってたのになぁ。
まさか死んでからこんなに笑えるなんてな・・・
「神様」
「なに?」
「本当に有り難う」
「こちらこそ。楽しい時間を有り難う!」
あっそうか・・・ここで神様とはお別れか。なんか寂しいな。
「じゃあな」
「ああ。オープン」
本当に本当に有り難う。
「あっ、おまけで、君の願いかなえといたよ!」
願い?なんだそれ。願いなんて一回も言った覚えはな『ま、魔獸とか?』い・・・
「あんにゃろぉぉぉぉ!!!」