第十三話 兎人は倒れる
文が支離滅裂な気して仕方がない・・・
後日また編集するかも。
何時からだろう。自分本来の姿を見られることを嫌うようになったのは。
ああ、確かアイツが死んでから他人と接するのが怖くなって・・それと同時にそんな自分の全てが嫌いだった。
今思えばあの時はかなり病んでたしな。
この世界に勇者として来た時、久々に人と正面から話をしたのに、全く違和感がなく対話が出来た。しかも容姿も変わっていて、最初は驚いたけどすぐぐに、「最低で最悪の自分が死んだ」と歓喜に浸っていた。
今思えばあれは只の「勇者補正」ってやつなんだな。この手の小説を沢山読んできて、こんなケースの小説もあった。例えば、引きこもりでコミュ障なのに異世界では普通に誰とでも会話が出来る!とかな。(例えがテキトーなのは気にしないでくれ
まぁ、何が言いたいかって言うと、
「勇者補正」ってすげぇな。改めて思った。
「って、黒髪さん!?あわわっ急に倒れましたっス!」
「なんだと?それは大変だ!一刻も早く運ぶ・・前に彼女に服を着させてくれないか・・」
俺は、自分のこんな醜い容姿を人様に見られて恥ずかしさのあまり倒れそうだよ。てかもう倒れたよ。
神様、俺って元勇者なんだからせめて「元勇者補正」とか「うさぴょん補正」とかなんか付けといてくれよ・・・
勇者じゃ無い俺って只の気持ち悪いコミュ障だから!
意識が薄れていく・・さ、最後にこれだけ言わせてくれ・・
「わ、我が生涯に一片の悔いな、し・・」(バタッ
「黒髪さぁぁーん!」
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Sideキイチ
なんか思ってたのと違う。
そう、思っていた事の真逆の事を今日は行った。
ミアを強くするために近場にあるSランクダンジョンに来たのに、魔獸を一匹も殺せず、更には気分が良かったので魔獸に【治癒】まで掛けてやった。もうこの時点で反省するべきだが、問題はここからだ。
「魔獸を【治癒】したら、なぜか兎人になった」
なにを言ってるかわから(ry
・・・。言ってて恥ずかしいな、これ。(ぼそっ
と、とりあえず奇想天外な事がおきたんだ。
で、その兎人の女性が何故か僕達を見た途端、倒れてしまった。前髪で全く表情がみえないが、チラッと顔が赤いのが見えた。熱でもあったのかな?それは大変だ!早く師匠の元へいって看病して貰わないと。
残念な事に【治癒】は魔術にしか効かないため、熱とか風邪とかは治せない。けど師匠の神聖魔術は凄く万能で、【治癒】で治せない病を治す事ができる。だから一刻も早く運ばないとだめなんだけど、うん、彼女、上半身がは、裸だ・・・
眼福だが、そろそろやめて・・ミアの僕を見る目が怖いっ!あれはあとで殺されるな・・・
※兎人こと真弘君は、れっきとした男です。
訂正って言うか補足。
真弘君は男 ×
真弘君は男の娘←ここ重要
なので真弘君を見て眼福といったキイチは、超ひんぬー好きか、ホモォ・・・のどちらかです(笑)