プロローグ
小説執筆初心者です。
若干サイトの機能も把握しきれていないので
誤字脱字等もあるとおもいますが
温かい目で見守っていただけると嬉しいです。
世界には平和が続いていた。
しかしその平和はある日を境に乱される。
三年前。地球にある最新鋭の衛星レーダーにも映らず北極・南極に隕石が一つずつ飛来した。
その隕石自体の質量はそれほど大きいものではなく周りに危険は出なかった。
その隕石の飛来に全世界の科学者が興味を持ち、自らの目で見に行く科学者が多くいた。
科学者たちは二手に別れて隕石の採取、および研究ををするために北極・南極に向かって飛び立った。
しかし、帰ってきた時、すでに彼らは人間ではなかった。見た目は人間、出発前となんら変わらない。
声も性格も、初めからあった個性はすべて残っている。
彼らは皆こう言った。
『人は進化し続ける。世界には不思議が溢れているんだ!!きっとこの力もあの石も神からの不思議という贈り物なんだ!!』
"あの力"そう、彼らは超能力を手にして帰ってきた。
隕石の欠片である能力を持つ石。通称、魔力石。
その石を手首に当てることでその体に力を宿す。
世界中の人間はその能力を欲し、北へ南へ旅立つ。
だが何十億という人間の分の隕石の欠片があるはずがない。
世界各地ではテロが勃発した。
平和だったはずの地球は一つの出来事で火の星へと一変した。
それを止めたのはある男。ハーバーソン・ダレンという男だった。
彼の能力は小石から望んだ石に作り変えるという能力。
その能力を中心に魔力石の大量生産が行わる。
彼の協力を受けてから2年。
世界の約9.5割が能力者の世界となった。
能力の受け取り方は簡単。
例の石を先に言ったよう、手首に突き刺すだけ。
あとは本能が自分の能力を教えてくれる。
能力を持つ者の証は片手首に個人で多種な印。
しかし世界には石を使っても印が現れない者が数名現れる、ということが起きた。
能力が出てこない者たち。穢れた生き物、《欠陥品》、と呼ばれ差別を受けている。
だが人はまだ知らない。
印はある証であり。
印を持たない者はそのものたちの上に立つ存在だと。
そして欠陥品たちは逃れられない運命の歯車の部品であることを。