ep1.餃子1
私は飯が好きだ。
人には生きていく上で自分を幸福にしてくれる娯楽つまり趣味があるだろう、友人と遊ぶ事、ゲームをする事、アニメを見る事、スポーツをする事などその人の数だけ自分の世界が広がっている。自分の場合それは飯だ。
そんな自分の好きな食べ物の中でもトップクラスに好きなものがある、餃子だ。それも店舗では無く母が作った餃子である。
母「ご飯できたよー」
1階から母の大きな声が聞こえてきた、自分が「今行くー」と大きな声で返答する。私はウキウキしながら1階へ向かう、家族がいるリビングを開けるとゴマ油のいい香り、餃子を焼く音どれもが自分の腹を更に空かせてくれる。
自分の席に座り、取り皿にお酢、醤油、ラー油を混ぜて作るタレと、味変の酢胡椒のタレを作り、餃子が焼けるのを待つ、ああなんて待ち遠しい時間だろう、今か今かと待っていると、母の大きな声が聞こえる。
「お待ちどぉー」
大きなお皿に載せられた大量の餃子、こんがりと焼き上げられた見るからに焼き目がカリカリとしているのが分かる、完璧な焼き目だ。
家族一同が椅子に座り合掌する「頂きます」
私は餃子をとり、醤油タレに付けて頂く、私は口に入れた瞬間に思った事は「アチィ!!!」である、私はハフハフしながら1つ目を飲み込んだ....正直味が分からなかった、次はキチンと冷ましてから頂こう。
2つ目を冷ましてから口に運ぶ、ゴマ油のいい香り、焼き目はカリカリに焼き上げられ完璧な焼き加減の薄皮の餃子、そしてウチの餃子の特徴はなんといっても生姜とニンニクのパンチの効いた味と肉汁が口いっぱいに弾ける。なんともいえない多幸感に襲われるしかしゆっくりなどしていられない、ゆっくりしていると冷めてしまう餃子はアツアツに限るから。
初めまして、これからよろしくお願いします。
これから皆さんにご飯を食べる時の感動を小説で皆さんに伝えていき、少しでも幸せになって貰えたらと思っています。
感想などリアクションくれると投稿主大変喜びますので是非よろしくお願いします。
因みに皆さんは酢胡椒はブラックペッパー派ですか?ホワイトペッパー派ですか?私はホワイトペッパーです。理由は次回の後書きに書くので是非読んでください(*^^*)