表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
66/81

 第4章 第6節:「窓明の湯」

その温泉はスノーシェッドの途中から左折し、川を渡って行くようになっていた。


案内看板に従って入って行くと、すぐに目の前が開け、以外にも大きな駐車場があり建物も立派なものだった。

ここも人気があるらしく、まだ昼前なのに駐車場は半分ぐらい埋まっていた。


パンフレットを読むと、公共の日帰り温泉で、畳敷きの大きな休憩室で宴会やカラオケができるようだ。

きっと、娯楽施設の無い山間地帯なので、近郷近在の人たちの憩いの場になっているのだろう。


「時間はまだありますから、ゆっくり入ってください。私は、ザッと入ったら車で寝ています。実は、昨日はよく寝ていないんです」


「私もそう!本当に波長が合ってきたみたい!」

友達口調でこう言ってから、嬉しそうに環は女湯へと向かって行った。


ざっと身体を洗ってから、どっぷり温泉に浸っていると身体が温まり猛烈な睡魔が私を襲ってきた。

満腹のところに温泉では、睡魔に勝てるはずもなかった。


湯冷めをしないように水のシャワーを浴びて、車に戻って仮眠することにした。

車に入り運転席を倒して横になると、私はすぐに前後不覚に眠り込んでしまったのだ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ