りすかさんの手首の裏には。
大学三年生、如月御雪はエリートビジネスマンを目指す、現在就活中の青年。
高校生の頃、不登校になってしまったとある少女のことを、どこかで気がかりに思いながらも日々を過ごしていた。
そんなある日、バイト先の女店長から頼まれ、彼女の一人娘を新しいアルバイトとして勧誘することに。
彼女の家を訊ねた御雪だったが……そこで出会ったのはなんと、かつて不登校になってしまったあのクラスメイトの少女だった。
名前は蓬田りすか。
彼女はあの日から五年以上、ずっと家から出ることができていない。
とんでもない引きこもりになってしまっていたのだった。
プロローグ
2024/04/18 15:35
喫茶スワローテイルは人手不足
2024/04/18 15:37
あの子といたちごっこ
2024/04/18 15:39
遠回りの再会。
2024/04/18 15:41
お転婆ムスメ
2024/04/18 15:44
傷痕にまつわる
2024/04/18 15:46
曰く、間が良い男
2024/04/18 15:50
もふもふイノシシ
2024/04/18 15:51
キミに近づくための
2024/04/18 15:52
愛とはなんぞや
2024/04/18 15:53
つけた画面に、紛い物の海
2024/04/18 15:54
戸越しのおハナシ
2024/04/18 15:55
いずれも間が悪く
2024/04/18 15:56
水平線はそこに。
2024/04/18 15:57
あの子のホンネは
2024/04/18 15:58
契りを汚す者あらば。
2024/04/18 15:59
五年と二メートルと数センチ
2024/04/18 16:00
手首のうらには。
2024/04/18 16:01
それからのハナシ
2024/04/18 16:01