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幻想奇譚

オペラ座

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

苺がデカくて、あんめぇ。

と、語彙力が溶け落ちた作者がお送りします。

お仕事をしていた時に感じた時のこと、ふと、ケーキが食べとう御座いました。一つではなく、この乾いた口が満たされる程に。けれども食べ放題では、ただ心ゆくまでフォークを動かすばかりで御座います。それは食に対する申し訳なさが先立ちました。

ですので、私は大都会の喫茶店を訪れる事に致しました。

ふと街中で見掛けた硝子箱。その中には陶器で出来た上品なポットと、白亜の天使が置かれておりました。まるで此処に異国の輝きを閉じ込めた様に。一度目が合うと、そこから離れる事は出来ません。

私は囚われたままに階段を上り、外観を拝見致します。色のないステンドグラスの様な構造の硝子扉から覗く世界は、歌劇の観客席の様で、見るものを恍惚とさせるのです。それは外から一歩踏み入れた際に確信致しました。この高貴な雰囲気は、長い時をかけて生まれたもの。

入口付近で纏まっておりますと、ギャルソンの方からお声が。席へと案内なさって下さいました。私はその席に腰掛けて、ふらりと周りを見渡します。

鏡のように輝く黄金の板に宝石のシャンデリア。深紅のベロア生地のソファ。鏡張りの壁の前に置かれた、華やかな陶器人形。その様はやはり、オペラ座の一室の様に絢爛豪華で御座います。今ここで、怪人が舞ったとしても、導きのままに従ってしまう事でしょう。

深く深呼吸をして、黒蝶の様に舞う、給仕の方にお声をかけます。食べたかったものを二つ、お願い申し上げます。ショートケーキと、栗のタルト、そして紅茶。本当は此処で戴く筈ではなかったのです。あぁ、でも巡り会えた事に深き感謝を。

流れるクラシックの音、ご婦人の囁き声に耳を済ませながら、暫しの間。届けられたのは、昔ながらの白いケーキと、秋を思わせる茶色のタルト。そして黄金のフレンチプレス。自らが貴族になったかのような一幕に、思わず息を飲みます。

まずはケーキから。上に乗った苺を取り外し口の中に転がすと、果実の甘さが口いっぱいに広がります。大粒の赤い宝石、甘露の味。それに酔いしれながら、紅茶に口を付けると、茶葉の奥深い味わいが心を満たして下さいます。

本当は此処を訪れるはずではなかったのです。けれども、想像を優に越したものが此処には御座いました。今はただ、紅茶とケーキの甘さに酔いしれとう御座います。

あの、前書きをお読み戴けるとお分かりかと存じますが、カロリーの暴力に充てられて、真っ当な神経系を有してない人間です。

せっかくオペラ座の喫茶店にいるのに、物凄く残念な事をしています。何も考えられない。


ケーキが浴びる程食べたくて、ケーキ屋さんに行こうと思ったんです。

街中ぶらりしていたら、それが消し飛ぶ様なものを拝見したので、此処でケーキをあびる程食べる事にしました。

※あと安かった。良心的だった。値段に流されました。


内装がオペラ座の怪人そのもので、ファントムとクリスティーンをさり気なく探します。

いらっしゃるのは、黒蝶の様に舞うギャルソンなのですが。


ケーキがですね、昔ながらなんです。

苺がのすっと乗ったショートケーキ。

シンプルイズベストなショートケーキ。

苺があんめぇんです。高級果実店を凌駕するほど、デカくてあんめぇんです。

クリームがふんわりしていて、しつこくないんです。


栗のタルト、ふんわり栗風味で、タルト生地がほろりん、甘いんです。

僕の歯触り最高でしょう? さくホロでしょう?

うん( '-' )

という脳内会話が行われております。


紅茶、琥珀の味がします。深みがあって蕩けて喉を下る感じ。紅茶の善し悪しは分かりませんが、後に残った芳醇さが最高なんです。


自分でも何書いてるか、分かってませんが、本日の感想。



エログロナンセンスなポスター見たら、明日投稿できるか不安になりました。

なんであんの!?!? 私ご存命!? です。

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