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第六話 使い分け

メリークリスマス!!

吸収して使えるようになった[粘着]で木を触ってみる。


「くっつく…!!」


自分の手が木にくっついた。剥がそうと思うと剥がれる。試しに、粘着だけを使って木の上まで行ってみる。手や足が木にくっつき、どんどん上に上がっていく。これを使えば壁とか登るのに便利だ!って、壁に登る機会なんてないか。

このスキルの可能性を知ったところで、木陰からもう1匹スライムが飛び出してくる。


「ぷにぷにぃ」


これは、テイムしたい!

吸収もいいのだが、折角の魔物使いだ。テイムしたいに決まっている。スライムはとても可愛く、ぷにぷにしている。こんなのが仲間にいれば、心が癒されるに違いない。早速テイムしてみる。まず、左手をスライムの方にかざし自分の魔力をスライムの中に入れるようにする。


「テイム!」


まだ、上手くは出来なかったが少しずつ注がれていく。少し時間がかかったが、ついに


「ぷにぷにぃ!!」


スライムが俺の肩に乗り頬にスリスリしてきた。テイム成功だろう。クラウンさんはテイムするとモンスターの赤い目が青くなるらしいが、スライムには目が無いので雰囲気で読み取るしかない。


「ぷにぷにぃ」


スライムはぷにぷにしながら俺の周りをぐるぐる回っている。


「可愛いぃぃ」


転生してから唯一の癒しスライムをテイム出来た。



ある程度薬草を集め終え、背中に背負っていたカゴの中に入れる。スライムをテイムしたおかげで作業がはかどった。帰り道、ふと疑問に思う。

この街以外では、人間や亜人、魔物は争っているのだろうか?アオトとカレンは無事なのだろうか?転生した時の体は一体誰なのか?分からない事が多い。まあ、他の場所での情勢などはクラウンならきっと知ってるであろう。帰ってから聞くとするか。そんな事を思いながら歩いているとギルドに着いていた。


「おう!帰ってきたか」

「薬草取ってきましたよ。」

「そうかそうか……って、その肩に乗ってるのはスライムか。もうテイム成功したんだな。」

「はい!吸収も無事成功しました。」

「そうか!それは良かった。あと、渡すものがあってな…」


そう言うと奥の方へと行き、帰ってくると1冊の本を持っていた。


「これは、鑑定魔法の魔導書だ。魔物使いには大事な物なので使うといい。」

「ありがとうございます!」


鑑定魔法の魔導書やらをもらった。これを使いこなせるようになれば、テイムしたモンスターのステータスなどが見れるらしい。早速練習してみた。始めは全然出来なかったが、繰り返し魔導書に書いてある通りにやっていると、スライムのレベルが見れるようになり、ついにはステータス全てが見れるようになった。


「おお!魔法を覚えるのが速いな。そっちの才能もあるのか!」


こうして魔物使いとしての輝かしい未来への道が切り開くようになった。。


見て下さりありがとうございます!

スライム可愛いぃぃいいぃ

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