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帰り道で。
教太は学校からの帰り道、いつも通り桜が散って4月の終わりを感じさせる橋を渡っていた。
このまま何事もなく家に帰りいつも通りpcゲームをする...はずだった。
金山教太は16歳。
偏差値55の自称進学校に通っている。黒髪短髪、眼鏡は授業中だけかけている。運動神経は並みだ。
身長は169cm、体重は57kg。顔も普通。
部活は卓球だ。高校に入学してから始めた。中学ではテニスをやっていたので上達はやや早いらしい。5月の始めに中間テストがあるため部活は休みだ。
教太は人並みには頭が良かったため、テスト勉強はいつもしていない。テスト前の部活休みは常にゲームに当てている。
今日も学校が終わり、少し友人と話した後別れ、徒歩20分位の家に向かって歩きだした。
―こんなところにお地蔵さんなんてあったっけ?
ふと目に留まった地蔵を見ながら橋を渡り始めた。
この橋は10メートル位で石でできている。
地域ではいろいろな伝承があるようなとても古い橋だ。
教太が橋を数歩歩いたとき、急に地蔵が輝き始めた。
その直後、教太の足元が崩れた!
そして教太の意識は無くなった。




