表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヒズナァ水滸伝II  作者: 上原碧桜
1/4

若しりき最後の聖櫃(アーク)

ニワトリ人間で生きた世界のその後を描く。

例え、ニワトリでも、人間は人間である。

ずぅ~っと私たちはニワトリじゃない、人間だと言ってきた。

そこに秘すんだ魂が、誰かの生まれ変わりだとしても、

そのまま生きることが何が悪いのか・・・(あくま)

冒険スペシャルバージョン~RPGの世界を描く旅~

「ヒズナァ水滸伝II」の小説が、2019年2月7日登場。

心より待ち遠しかった俺らの時代は、終わったのだ。

もちろん、自分から行く者でもなく、ぶっ壊さなければならなかった。

だから爆風と共に、私たちは助かったのだ。



あれから、100年の月日が流れた。



鶏羅けいらビルの地下で、

ニワトリの実験が行われてた施設が、どこかに

あるような気がしないでもない。

たまたま、兵庫県のK市の神戸アイランド

近くに、地下鉄よりも地下が深く、

そこに掘られていた洞窟、その地下潜るところに、

駅のホームがまた存在している。

何やら、トリックでもあるかのように、

スイッチを押すと、また地下の扉が現れる。



地上1F~地下50Fまでの建設されていた、

あの「鶏羅ビル」が、何がそうさせて、

いたのだろうか。

洞窟の中は、爆風で飛んだように、

粉々に割れたガラス、パソコンの部品なのか、

コードがすべて散乱するかのように、

散らばっていた。



あのニワトリ施設「鶏羅けいらビル」の存在は、

歴史上、烏滸がましいものでもありましたが、

あのビルは、ニワトリ研究施設の内部だったわけで、

ニワトリのクローン化されていた、第1研究室で、

ニワトリを孵化させるための実験が行なわれていた

あの場所がもうすでに粉々に吹っ飛んでいる。



「誰かが置いてったものだろう・・・

この卵??何で爆破されていないのだろう」。



ひとつだけ残された卵が、爆破されていなかった。

それだけ、この伝説の卵が、きっと幸運を呼んだのだろうか。

でも、ここにある扉は、爆風の扉も吹き飛んだんだ。

卵が割れない理由って、何だったのかが位置付けされる。

完全に封鎖されているし、もう何が何だか微塵にも

意味がわからない。



ここで働いていた人たちは、憎むことなく、

こんな場所があったのかどうかが、疑問に思うとふたり。



この施設で、いったい何が行なわれていたのだろうか。

決まってるだろ、とニワトリの養鶏所だ。

しかし、養鶏所にしては、受精させている器具まで、

散らばっているぞ。

何やら、謎多き養鶏所だな。



違う・・・ここは研究施設なんだ。

ニワトリと、人間が、同じ生き物としての

受精させている装置なんだよ、これ。。。



地面の下に、注射器が割れているような器具やら、

エアーマスクでもしてたかのような器具やら、

よく原形がわからなくなっていたのだ。




そう確信した、1人の青年Aさんが、

生物研究家のBさんに訊かれたうわさではあるが、

そもそもこの金色に光る卵は、いったい何だろうか。



「もし、この金色の卵が、ニワトリの卵であるならば、

これは化石として、存在することになるのかな」




そのもしもの話だよ。

金色の卵を割ったら、どうなるの??



”今でしょ!!!”



Bさんは、尻もちをついた。


「この洞窟で、生物研究家をしている、

豊歳ぶさいおさむです。」



Bさんの存在が、豊歳理氏だったとは、

科学研究所の施設長「秋葉原あきはばら

陽介ようすけ」と申します。



1人の青年、陽介は、

何とニワトリ人間として、有名だった頃、

100年後の、ニワトリ人間の生まれかわりだと

言う。

子孫か・・・??

それも違う。



どこかの村で生まれた陽介は、

神戸市へと引っ越しをしたのだ。



でも、生まれ変わりだとしても、

その名も、秋葉原あきはばら陽介ようすけで、

尻尾が生えていない、普通の人間である。

だからニワトリ人間と何らかの関係はあるが、

実際本人は知らないし、ニワトリ人間との共通点が

まるでないのだ。



ニワトリの卵が、研究なさってると訊いたとき、

陽介は、すっごく驚いていた。

何か見覚えがあるみたいな感じの、驚きだった。



理と一緒だったから。

生物研究家の理は、陽介に興味があったため、

鶏羅ビル跡地の洞窟に向かっていたのだ。

その洞窟の中は、異様の匂いがするが、

この匂いがニワトリの微生物類が

たくさん付着してるかのような匂いなのだ。

だから、興味があって、理が、知人の陽介を

連れてきたのだった。



大学生でもある陽介は、一瞬、

何事かと思っていた。

この洞窟に興味があったわけでもなく、

ヤングマン市の故郷で生まれているし、

これは生まれ変わり???と思っているらしいが、

そもそも、ここで旧作の話を持ち込んでも、

何も解決にはならないのだろうか。




ここは、”残したものではない”。




理がため息をつくかのように、

小声で、陽介に話を訊いた。



ふたりは思った。



富裕にくれたニワトリの卵が、

ついに光を放ったため、



「わぁーーーーーーーーー」



と叫ぶ。



-お前らは、選ばれてきたもの

ではない -



ん??何か声がするぞ。

そう訊こえた。



自分の胸にそっと奥底に

秘めたる力を差し伸べて、

金の卵に触れ出した・・・。




そこから、尻尾が見えている。

これってどうゆうこと??



ニワトリ人間が生まれるぞーー

気をつけろーーーーーーーーー。




敵だ。何でこんなところに、

ニワトリゴブリンがいるの~~~~~~~~。




鶏羅ビル建設のあと、

誰かが卵を使って、モンスターを呼ぶ。



理と、陽介は、戦った。



理は素手で殴った。

ピアノピアノピャノーーーーーーーーーーーー。

ニワトリゴブリンは、2のダメージを食らった。



何なのぉーーーーーーーーーもう。

酷い、、、どこの時代だよまったくだ。

ゲームの世界か・??


違う。

これは現実だ!!!

素手で攻撃できるなんて、お前使えるな。

気持ち悪いぃーーーーーーーーぜ。

早くこんなやつ、やっつけちまおーぜ。



ドドドドッドッドッドドオッドドdッドオドンッ。

ビシッ。

ニワトリゴブリンに、3のダメージを食らった。



ニワトリゴブリンは、こんな奇跡を待っていたぁぁぁー。

誰かが来るのを待っていたんだぜーーーー。



ニワトリ科のゴブリンって、足が生えて、

尻尾が生えて、何だか鱗のような模様した生物め。



ニワトリゴブリンってなんだ・・・。

理が、それはお前しか戦うことしかできない。

何・・・陽介は、ニワトリ人間の生まれ変わりなのか。

使える、、こいつは使えるぞ。

おい、理、そのひのきの棒を持って攻撃しろ。



えっ、俺が・・・・。



どうしてか、理が震えいている。

何でニワトリゴブリンにパンチされただけで、

俺らは血が出て、すぐ止まるように出来ているのか。

しかも、足傷つけられても、すぐ治る。

これは、RPGを意識した伝説のゲーム小説の幕明けかもな。




よし、そうとわかれば、ニワトリゴブリン、

覚悟しろやぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーー。




ピアノピアノピャノーーーーーーーーーーーーーー。




↑なんの攻撃だよ!!!(笑)。



ニワトリゴブリンは、金色の卵が弾けると同時に、

消滅した。




あれ、、、、消えた。

いや、消滅だよ・・・!!!!

RPGの戦闘シーンによくあるだろ・・・。



理が、はぁ・・・・なんじゃこりゃぁーーーー。

金色の卵から、ポーションを手に入れた。

何と!!!!



こりゃ、真面目に話すことないね。

俺らは無敵だけども、どこかでダメージ食らう

生き物??? でも、俺らは人間だろ????

どんな敵なんだよぉーーーーーーーーーー。



兵隊と闘っても、消滅とか消えたりするかもな(笑)。



笑わせんなよ・・・。

理は、おしっこが、ちびりそうになった。

驚いたんだよ、こんな敵が現れるなんて

思ってもみなかったからさ。



ニワトリ施設って、敵をも作ってるのか。

森を抜けると、村があった。

そこでひとまず、休憩でもしとく??



宿屋を探そう。。。。!| INN |!


↑これ、宿屋のマークだ。

ここが宿屋だから、ひとまず、体力とか、

戦闘不能とかも、全部治せるんだぜ・・・。



泊まるには、おふたりで、6ガル必要ですが・・・

どうなさいますか??



ガルだと??

ここは日本じゃないのか。

「ガル」と言うと、通貨でいえば、

いくらになる・・・

お前、計算できるか、、、、と理。




陽介は何やらひらめいたのか、

ガルって言うのは、この世界のお金のこと。

1ガル=1円ってことだ。

6ガルだってぇ~~~~~~~~~~ぇぇ(;^_^A



めちゃくちゃ安い宿泊代だな。

じゃあ、6ガル払います・・・(理)



体力休めよ・・・何か傷がないんですけど。

そりゃそうだ。あのニワトリゴブリンから受ける

ダメージは、きっと、RPGの戦闘シーンで

よくありがちなことだから気にすんな。(陽介)



そうか、むにゃむにゃ。

明日には、傷とかも治ってるだろうな。

宿泊するだけで、治るもんなのか・・・。



ニワトリ人間の物語が、今度は、伝説の戦闘シーンに

突入しました。




RPGをこよなく愛する人たちよ、君たちは神の小説を

読んでいるのだ。

誇りに思えよ・・・。(天の声)






(続く)

作者・・・上原うえはら 碧桜あおさく

1982年5月岐阜県生まれ。

「ヒズナァ水滸伝~刹那の悪い予感~」を前作の小説として

一世風靡した自称、小説作家。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ