分岐点とは。
ここはどこ?なんかなんにも無くて真っ白。
どこを見てもただ真っ白な風景が広がるだけ。そこには忍の姿は無かった。すると、
「おっはようございまぁす!!!!いや、死んだからおやすみなさい?ま、とりあえず...」
そこには、綺麗な女性がいた。
「女神のルナ・ディガナと申しまーす!以後、お見知りおきを!」
「...。どなた?」
「女神のルナ・ディガナと申しまーす!以後、お...」
「ちょちょちょ、待ってください。ここは一体どこなんですか?あなたは?女神ってどういうこと?私は死んだんですか?忍は?忍は死んだんですか?」
女神とかいう人に聞きたいことが山ほどある。そうか、これは夢なんだ。
「えぇ!?突然どうしたの?可愛いお顔が台無しよ!抓るなんて、あなた相当なドMね?」
「いや、逆にこっちが聞きたいんですけど!ここはどこなんですか!?」
あれ、痛い。なんで?
「あー、言うの忘れてました。ここは...」
ドヤ顔で女神は言う。
「第2の人生の分岐点ってとこかな。」
「ま、とりあえずそこら辺に座ってくださいな。」
私はそのまま座り女神に質問していった。状況は最悪だった。文化祭前日に木材の下敷きになって死んで、おまけに忍も...
「あなた残念な女の子ですねぇ、明日文化祭なのに。」
「いや、そっちじゃないでしょ。」
「あ、あとねコレ見てくださいよ。」
女神は言うなり、目の前には映像が流れた。
(「あ。」
「おいっ!!」
ガランッ!ガタガタガタ...!!)
そこには忍の姿が映っていた。
「この子もこの子でなかなかいい男だったのに...。あなたの事守ろうとして死んだんですよ。今はどこに転生してるか分からないですが。」
「ここに来たんですか!?」
涙が止まらない。本当に馬鹿だ。なんで私なんかを。
「来ました。でももう生まれ変わっちゃたんです。前世の記憶はあるのかないのか、私には分かません。でも1つ分かることはあります。」
「なんですか!?」
ここから私の第2の人生は狂い始めた。
時間がありましたら更新したいと思っております。
m(*_ _)m