一週間で分かった事
さて、俺がこの世界に来て早一週間。色々と分かった事がある。
先ず、この世界の言語だか、基本的には日本語と同じ構成だった。だから、単語を覚えるだけで事足りた。しかし、まだ一週間。精々自己紹介くらいしか出来ない。だがまぁ、生まれて一週間で自己紹介だ。これを神童と呼ばずして何と呼ぶ? というわけで俺は神童として村中にその噂を轟かせた。まずいな。元が良いだけで俺自体は神童と呼ばれる程凄いわけじゃない。いつかボロが出るだろう。
話を戻して言語の事だが、先程基本的には日本語と言った。そう、基本的には。この世界には言語が大体3つ程あるらしい。主に使うのが日本語版(英語が日本語になったみたいな感じだ)だが、別の地域に行くと他の言語を使う事もある。それが現在で言う英語だか韓国語だかだから覚えるのが非常に面倒くさい。でも、覚えていても使う機会は殆ど無いだろう。というのも、この世界は広い。東京ドーム……何個ぶんだろうな? 大体地球が3つ分くらいだ。兎に角広い。だから、よっぽどの金持ちか仕事人で無い限り世界を股にかける何てことは無いだろう。
さて、次は魔法についてだが、異世界だから使えるんじゃね? と思って使ってみたら使えた。どれもかなり小規模だが。俺が使えたのは、火、水、土、光、闇の五大属性と何故か雷系の魔法。そういえばあの可愛い女神が、俺は雷系統の魔法が得意だとかいってたな。あれか、電気ショックで死んだからか。それにしても、雷か。中々良いんじゃないか? なんかこう、かっこいいし。今度から雷系を上げてみようかな。あ、魔法を使う感覚はこう、体の芯からグワーンと何かがこみ上げてきてそれを調節してグワッと放つみたいな感じだ。因みに無詠唱で。
次に分かった事だが、スキルについてだ。これは俺が声を出した時に分かった。脳内に直接語りかけてくる奴がいたんだよ。いやー、天の声って本当にあったんだな。あれ、フィクションだけだと思ったよ。え、獲得したスキル? 声量Lv1と滑舌Lv1だよ。うん、俺も思ったよ。しょべぇぇー、って。多分この世界のスキルは何でも数値化したものだと思う。歩くだけでも『歩』とか。いや、歩いたこと無いから知らんけど。
と、まぁこれが一週間で分かった事だ。明日からはそうだな。スキルと魔法のレベル上げといったところか。じゃあ、ぼちぼちやりますか。だって努力が報われるんだもん。なんと素晴らしい。