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第二十七話 ギルド掲示板は戦場より過激?

今日も私はブリジットちゃんと

ギルドを訪れ仕事を確認していました。


そんなとき、ふと目に入った物がありました。


今まであまりきにしていなかったのですが

巨大な掲示板のようで、そこには大量の張り紙がつけてありました。


私は気になって駆け寄ろうとしたその時でした。


ブリジットちゃんに肩を掴まれて止められました。


「ブリジットちゃん?」


「どうせろくなこと書かれてないからやめとけ」


「一体何の話です?」


「あそこは冒険者同士の交友を行うためのスペースだよ。

 知らない冒険者の情報を集めたりもできる」


「へぇ、ちょっと面白そうじゃないですか」


私はブリジットちゃんの静止を振り切り

そのまま掲示板へと歩いていきました。


掲示板の内容は本当に千差万別でした。


最強の冒険者は誰だ?!

迷子の子犬を探しています。

傭兵募集中!


ほかにもまとまりのない内容でたくさんでした。


「なんか雑談みたいのまであるんですね」

「便所の落書きレベルだ」

「なんかめちゃくちゃブリジットちゃん嫌ってますね」


するとブリジットちゃんは大剣を軽く持ち上げると

剣の先はとある情報指し示した。


そこには


『冒険者ブリジットの悪行を晒す』


と書かれていた。


タイトルだけで色々と察するところがあるのですが……。


「ブリジットちゃん読んだことあるんですか?」

「知るか、くだらねぇことばっかり書きやがって」


どれどれと読んでみると……これはひどい。




挨拶をしようとしたら機嫌が悪かったのか

フルプレートの拳でいきなり殴られた。


大剣を引きずって歩くため、店舗の床が傷だらけにされる。


ボス狩り時のノーマナー冒険者筆頭候補。


目上の人間に敬語を使えないどころか口汚い言葉しか返ってこない。


小さい子が2mもある大剣を振り回しているのが可愛い。




ざっと読んだあと、私は感想を言った。


「ほぼ全部事実じゃないですか」

「余計なお世話だ! 事実なら何言っても良いのかよ!」


その他にもたくさん書き込まれたあとがあり

ざっくり読むもその殆どは悪口であった。




そんな時ふと他の場所に目を向けたときだった。


私は見つけてはいけないものを見つけてしまった。


そこにはこう書かれていた。




『ダンジョンブレイカー ココアの被害まとめ』


私がそれを見つけ呆然としていると

今度は鬼の首を取ったかのように

ブリジットちゃんが反応した。


「そりゃそうだよなぁ、当然俺のがあるんだから

 お前のもあるよなぁ……どれどれ」


私が読むよりも先に彼女は面白そうなネタをピックアップする。


「なになに、ダンジョン攻略に向かったがダンジョンが崩落し

 報酬が全てパーになった? いつものことじゃないか」


「いつものこととはひどいですね!

 言うほど壊してないですよ!」


「普通の人間はそもそもダンジョン破壊しねぇから!」


ケタケタと笑うブリジットちゃんを無視して

私は更に文面を読み進めた。




状況判断は的確だった、

だがその攻撃力は的確ではなかった。 レ◯◯




魔法使いより火力を出すガンナーって

どんだけ非経済的なことしてるんだ! ノ◯




見た目は可愛らしいんですけどね……

その、武器が、ちょっと、怖いんですよね。 リ◯




アレは人類が扱うには早すぎる ジ◯◯◯




僕よりもイカれてるかも コ◯◯◯





みんな匿名で言いたい放題書いていた。

私は思った。


「ブリジットちゃんよりはマシじゃないですかね?」

「お前その言葉最高に失礼だな!?!」



私たちはなんとも言えない感情を胸にギルドを後にした。


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