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ネオ・ブリザードのエッセイだったらいいな

我が家のテレビは今日も元気です。


 みなさま、寒い日がまだまだ続きますね。

 ネオ・ブリザードと申します。



 今回もお忙しい中、自分のエッセイにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。ログインボーナスとして、氷で出来た『えっちなDVD』を置いていきますね。

 これを視聴したら、すごいことになること請け合いです。

 照射されるレーザーの熱で氷のDVDが溶けて、プレーヤーやレコーダー本体を台無しにしてしまいますが。


 ……駄目じゃん。



 さて、いつもの小噺(冗談)はこの辺にして、本題にいきましょう。

(↑おい)




 みなさまは、朝起きたらまず何をしますか? トイレに行く? 新聞を取る? 今の時期だと、暖房器具にスイッチを入れる方もおられるでしょう。


 じゃあ、そんな(ちみ)は、いったい何をするのかね? ですか? そうですね、自分はテレビをつけます。そして、暖房器具、居間の蛍光灯をつける、という流れになります。





 ですが、そんな我が家のテレビ、購入から15年近く経っておりまして、そのためか1度目では電源が入らず、テレビをつけるには必ず2回電源を入れる必要がありました。



 そろそろ限界かな、とも感じているのですが、ちょっと勿体無い精神が働いてなかなか踏ん切りがつかなかったりと、そんなことをしていれば、いつかは動かなくなると言うもので……今回は、そのお話をしたいと思います。



 それは最近の、とても寒い早朝のことでした。その日は最低気温が氷点下10度を下回り、自分はなかなか布団から出ることができませんでした。それでも、勇気を出し布団から起き上がると、いつものように居間に移動し、テレビをつけるためテーブルの上に置いてあるリモコンを手にしました。そして、それをテレビに向け、電源ボタンを押したのですが……リモコンが古いのと、寒さのため、リモコンのゴム部分が硬くなり、上手くボタンが反応してくれません。(我が家に新しい物なんてほとんどないのですが)

 そこで自分は、テレビ前面下部、右スピーカーと左スピーカーの間に取り付けてあるカバーを開けて、本体に直についているボタンを押して、電源を入れることにしたのです。



 テレビ左下にある『電源インジケーター』が真っ黒になるとも知らずに……。



 あ、ちなみに、この『電源インジケーター』というのは、分かりやすく言うと、色によって『(電源が入って)待機状態だよー』とか『映像が映っているよー』とかがひと目で分かるもので、我が家のテレビの場合『赤』が『待機状態』で、『緑』が『映像が映っている状態』になります。



 つまり、この『電源インジケーター』が突如、真っ黒になるということは……そういうことを、意味します。



 事実、『電源インジケーター』が真っ黒になったあと、自分は何度か主電源を入れ直してみましたが、テレビはうんともすんとも言いませんでした。


 ですが、その時の自分は「いつか、この時がくるだろう」と、思っていたので、思ったよりも冷静でいられました。……悲しい気持ちにもなりましたよ? よ??



 その後、自分は暖房にスイッチを入れ、居間の蛍光灯をつけると、最後の悪あがきとして、コンセントの入れ直しをしてみました。でも、やっぱり駄目でした。


 このことで、自分は踏ん切りがついたのですが、一緒に暮らしている母は納得がいかないのか、窓を開けて外を確認しては「雪の重みで、電線が切れたんじゃないか」と言ったりしてました。


 そんな母を、自分は「電線が切れていたら、暖房も蛍光灯もつかないよ」と言って、落ち着かせると、仕事に行く時間も迫っていたため、急いでテーブルに向かい朝食を取り始めます。



 この頃には、居間の中もだいぶ暖かくなっていたのですが、いつも、テレビから出る音声を聞いてるせいか、普段よりも朝食はもの静かに感じてしまいました。



 それでも自分は、気持ちを切り替え、次はなんのテレビを買おうか。(←今はスマホとか言わないで)なんて考えていました。すると、その音は、自分の心に訴えかけるように聞こえて来たのです。



 小さく……『かちり』と……



 まるで「まだやれるよ」って、言っているように……



 驚いた自分は、急いでテレビの方を振り向きました。



 すると、どうでしょう……今まで真っ黒だった『電源インジケーター』が、赤く灯っているではありませんか!!



 自分は、淡い気持ちを抱きながら、テレビについている電源ボタンをおそるおそる押してみます……。



 つきました! 映りました!! まだ、我が家のテレビは『そんなこと』には、なってなかったのです!!



 ちなみに、テレビが映った理由ですが、おそらく暖房をつけて居間の中がある程度暖まったことで、電流やら電圧やらがなんやかんやして、電源が入ったんじゃないかと推測していますが、真相は全く分かりません。(←おい)



 もちろん、母は喜びました! これでまだテレビを買い換えずにすむと!!


 ……え? 自分ですか? ももももちろん嬉しかったですよ? 今までお世話になっていたテレビがまた映ったんですよ?? 嬉しいに決まってるじゃないですか!?


 ……本音ですか? えっと、そろそろ新しいのが欲しいなぁ、とか思いながら会社に向かいました。はい……。




 いや、あの、完全に壊れる前に買い換えた方が良い。というのは分かってるんですよ。分かってるんです。でも、なんというか、まだ動くのに買い換えるのは勿体無いというか……さっきと言っていることが違うとか言わないで!!




 つまり、その、なにが言いたいかというとですね……。











 我が家のテレビは今日も元気です。













 と、言うことです。


 つ、次は頑張る!!

(多分)


 最後までお読み頂き、ありがとうございます。


 なお、冒頭の「小噺」の部分はフィクションで、ログインボーナスの『氷で出来たえっちなDVD』はありません。……あしからず。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  あっ!? そういえばSタイマーとかありましたね…… [気になる点]  家電寿命の殆どは湿気や塵埃やと共に、過電圧や静電気による細い回路やコイルの燃焼劣化によるものですが、今は過電圧や静電…
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