『ノンアルのあての、ストイック』・・・『詩の群れ』から
『ノンアルのあての、ストイック』・・・『詩の群れ』から
㈠
意識朦朧として、自己は、自己を全うする訳であることである。
だな、ノンアルでも飲んで、うまく遣って行くよ、だろうだ。
しかし、ノンアルにあて、はあるのかい、だろうだ。
あるよ、つまみ種というあてに拘っているんだよ、だろうだ。
㈡
そうか、しかし、それだけなのかい、え?
勿論、刺身も食べているさ、アジの刺身は本当に美味しいな、だろうだ。
だろうだ、アジは、食感も味も、最高なんだよな、だろうだ。
だろ、しかし、刺身はアジ、なんてストイックなんだろうだ。
㈢
つまりは、ノンアルのあての、ストイックってことで、アジ万歳だよ、だろうだ。
永遠の証として、確証を持てば、俺は、俺もお前も、我々のストイックだろ、だろうだ。