「百合しい雰囲気!?テイク2」
「ノアさん起きてる?」
取り敢えずノアさんにだけ謝ろうとドアをノックしてノブを開ける、そこには……
「へっ?」
お着替え中のノアさんの姿があったのだが。
「す、すぐに入って来ちゃだめです~!!」
パーカーを脱いで上半身は下着のみで下は脱ぎかけのショートパンツの間に翡翠色の下着が垣間見える見える。ノアさんはノブを閉めようとしたその時、脱ぎかけのショートパンツが足元に落ちて急ぐ足に引っ掛って倒れそうになる所で私は手を伸ばした……
うん、伸ばしたけど……ノアちゃんが赤面して急に私の顔面に平手打ちされて私も倒れそうになった時近くにある布を引っ張ってしまった。引っ張った布は翡翠色、はらりとさらけ出された肌の中にふっくらしたメロンが二つ倒れた拍子に激しく揺れた。
「ノアちゃんって意外と……」
「あぅ……」
意外と巨峰が実っている事を確認した私は胸ばかり集中してしまい私は倒れたノアはんの元に駆けつける。
「大丈夫!?」
私は慌てて手を伸ばすと気が付いたノアさんは置かれてる状況を思い出すと顔を真っ赤に染め上げる。私の右手にはノアさんの大人っぽい下着、目の前にはメロンと男の子ならきっと大喜びしてしまうんじゃないだろうか?男の子は胸が好きだって書いてあったしノアさんの胸でも大満足だろう。
「あの……ブラ返してください」
ノアさんの身体を羨ましく思ってると今にも泣き出しそうなノアさんがうるうると瞳を潤っている。
「お風呂入りたかったのに……こんな姿……お嫁に行けないです」
羞恥心のあまりノアさんは丸まって顔を隠してしまった。わ、私のせいで!!
「だ、大丈夫だよノアさん!お嫁さんには行けるって♪」
私は背中を優しく撫でると可愛い顔を覗かせてくれてまるで何かに期待してるようだ。
「男の子は胸が好きなんだよ?ノアはん大きいからもっとメロメロに―――― 」
「ユカリさんのエッチさんです~!!」
私は弁明を図ろうにも無慈悲にベチンと豪快な音と共に私の顔面は壁に激突した。
☆★☆★
「ユカリさん、貴女は普通の女の子なんですから普通のままで育ってくださいね?」
平手打ちされた所が痛む中、ノアさんはお風呂を終わらせるとパジャマ姿で私を叱っている。ゆいゆいの見た後だと小さく感じるけど普通にスタイルが良いのは羨ましいな。
「でも普通の女の子でもスタイルには気を使うよ?」
「スタイルまでは許しますがその……エッチな視線とかそういう卑猥な事はまだ早いのでしてはいえませんよ」
もじもじとするノアさんに私は膝を進めて話を詰める。
「えぇ~私高校生だよ?胸の大きさとか触ってみたい気持ちとか出ちゃうよ?」
「スキンシップは仲良しでお願いします」
「ゆいゆいにキスするのは?」
「だ、ダメダメダッメーです!ファーストキスは好きな異性にあげましょうよ」
「唇は駄目なら他は良いの?」
「えっ!?まぁ……過激でなければ」
「いっぱいはダメ?」
「ユイさんのこと好き過ぎでは?そんなに魅力ありますか?」
「うん、一時間ぐらいなら余裕で語れるくらいに」
真面目な顔に引かれた私はそこに羞恥心は無いよ 、だって好きなんだから。
「ゆ、百合は許しますが程々にですよ!」
「百合?何で急にお花?」
「ユカリさんは知らなくていいんです!」
理不尽過ぎる、結局ノアちゃんに色々と言われるも兎に角破廉恥行為は駄目だと言われたけど私的にはそういう目で見てないから多分関係無いと思うのであった。
最後に心に残ったのはノアちゃんの仕草が可愛いらしくて弄りたいということだけだった。




