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エイジェンマ・フラグメント  作者: 狭凪
4.Pnuise Eiovresmbr

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97/100

かんしゃくらいます

 壁を食い破るとなにやら色んな機械がある広間に出ました。こうなんと言いますか、アニメの科学者が悪巧みするような部屋です。

 ここに出たついでに目の前に現れたブロワーの方々をペロリと食べましたが、味からして悪人であることは間違いない味でした。ここの機械類はよくわかりませんが、こう言うのはアラバスターに見せるのが一番です。


「うわぁぁぁ!?おまっ、なっ!?えっ!?いくらもう使わないって奴でも、え?そんなガブガブいく!?」

「え?あ、はい。帝国領で、国籍不明の島の調査ですし、一部分でも持ち帰れば良いってアラバスターから言質取ってきたって言われてます。だから大事そうなもの全部いただきますね」

「いや、だから待てよ!お前の敵だろ俺ら一応。なのに無視して機材に食いつくって何なんだよ!」


 そんな敵である一団のリーダーらしき人が号令を掛けると、他の人達も我に返ったらしく襲いかかってきます。


「あ、皆さん襲って来てくれるんですね。よかった。さっきの人達はアクシデントで食べてしまいましたが、これで自己防衛ですね【鰐魔法(ワニビーム)】」


 適当に持ってる属性を撃てる技文字を唱えると、ワニ型の光線がワニトロスの口から発射され何人か貫通しました。貫かれた何人かは致命傷を避けれましたが、まだ残っている光線からくチーズ見たいに途中から現れた鰐口に噛みつかれていきます。

 貫通した光線より威力が低く一撃で倒せるまで行きませんでした。


「ぎゃぁぁ!?なんだこれ!?」

「ビームが噛みつくとかあり得ないだろ!?」

「俺の腕!?ちぎれ飛んだ腕どこ行った!?」

「くそっ!この顎外せねえ!」


 あっ、元がワニなので光線よりも弱くても十分みたいですね。


「みんな落ち着け!元が魔法なら打ち消せる!攻撃が通るなら破壊できる!」


 リーダーらしき人からの声が飛ぶと光線に襲われていたブロワーたちが【鰐魔法】の光線を各々対処していきます。


「ヒャッハァァァッ!!隙有りだぜぇぇ!!」

「私たちに隙は有りませんザシュザシュ」

「【第一鰭剣身(フィンブレードα)】」


 後ろに回っていたブロワーの一人が飛びかかってきた瞬間、ワニナノカが関節を無視した動きで背後へ動き、発動した技文字で背鰭が伸びて高質化すると振るわれていた武器を受け止める。


「ワニナノカ、それ関節がおかしな方向を向くから止めてって言いましたよね?ちゃんとした動く方向に動かして下さい」

「あら、つい動いてしまいました。直しますねザシュザシュ」


 ぐりっと腕のねじれを戻す拍子にブロワーを弾き返すと、体を回転させて襲ってきた人と向き合う。あれ?ヒャッハーって言ってたのにトゲが付いた肩パットしてませんね?


「モヒカンも無いですねザシュザシュ」

「邪魔だからさっさと食っちまおうぜガシュガシュ」

「そうですね。【捕食攻撃イタダキマス】」


 懐に潜り込み技文字を付与したワニトロスでシャクッと食べてから振り向き直すと、それぞれの強化が終わったみたいで、さっきまでのバラバラ感が無くなっていました。


「一応聞くが、人を食べるのに忌避感は無いのかお前」

「なにがですか?ここゲームですし、あなた方も遊び感覚でプレイヤーを殺してますよね。なにか違いがありますか?」

「違うだろ!武器で倒すのはPVPの延長で、お前のと一緒にするな!」

「はあ?どっちも殺してるんだし一緒だろガシュガシュ」

「ヴィラン支部にいらっしゃる異形の方々も食い殺す事をしているはずですので、そんな少数ってことはないですよザシュザシュ」


(ヒーロー)(ヒロイン)インダストリアル』のヴィラン支部。あそこにはギャオルァさんの様に身体を変化させて怪獣になっている人の他に、製作時から異形や改造でアバターを変化させている人たちがいますが、まあ十人十色。女性アバターの方の装備品のみを食べる方や鉄などの無機物だけ食べる人――前者は別の変態だったような――もいましたし、食人を主だっていしているブロワーもいるくらいですし普通ではないにしろ一定数ロールプレイをやっています。それなのにいちいち批判でもしているんでしょうかこの人は。


「それにここにいる皆さんも対人で殺している以上に悪いことしているでしょう。そんな匂いがプンプンしていて……とても美味しそうです」

「なっ……異常者め!今だ!」


 何が今なのかわからないですけど、首の付近から甲高い音がして衝撃が来ました。またと言うか二回目と言うことは何かしらの技文字が働いてますね。感覚的にはアラバスターの偽装とは違うのでボクに対してですかね?とりあえずこの人は齧っておきますが。


「なんだと!?シャッハーを迎撃しただろ!なんで首切りの攻撃が通らないんだよ!トップにも迫る攻撃力の持ち主だぞ!なんのカラクリだ!」

「なんのって、普通に硬いですよボク。なんて言いましたあの……熊の竜。えっと、あれそんなレベルが高くないときに踏まれましたけどそんなにダメージ受けなかったですし」

「グリズリードラゴンに踏まれただと……。お前いったいなんだよ!」

「あれ?見てわかりませんか?」


 被っているフードを深めにして、両腕を持ち上げます。

 なんかアラバスターに感化されてますねここら辺。


「見ての通りのワニベロスですよ」

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