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エイジェンマ・フラグメント  作者: 狭凪
3.Loslipea Eivg(sum)o An

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75/100

フタゴクシラス

教国の闘技場━━と言ってもダンジョン内に作られた場所なのだが━━は外見は古代時代のコロッセオに近く、ダウンスケールサイズなのだが入り口から入るとその先はダンジョン一階層になっていて、そこから各闘技場へ行けるようになっている。簡単に説明すれば地下巣型異空間(ダンジョン)。ロビーを通れば各闘技場にいくことが出きる。

そんな中で敵にダンジョンのシステムを奪われると厄介な事になる。が、教国先祖はそれを考えていたようで、最高権限を教皇、ある程度しか使えない権限を数人の司教に譲渡しているのだが、今回はその内の一人が頭をイジ(脳クチュ)られて操作してるっぽい。で、権限は教皇以下って話な訳だけど主導権を取り戻せていないあたり、さっき消えた奴の必殺技(FBワード)が妨害しているのだろう。

と外にポップコーンを買いに行った時に貰った闘技場のパンフに書かれたことを反芻して状況を把握した。とは言え使われている司教が居る制御室コントロールルームを突き止めるのとか時間が掛かりそうでめんどくさい。


『えっと、今どのくらい進んだの?』

『そうですね、テロをした理由が終わりまして今はどうやって出られるのかって、━━ホントでポップコーン買ってきたの!?」

「ちょっとそれはオフレコなのにゃ~。みんな頑張ってるのに一人だけ自由に出られるって言う情報は海へポイ(しー……)なのにゃ~。ポップコーン食べるかにゃ~?」

「それはそうですけど……っと、進み状況ですけど各ステージ中央に塔がせせり出て、そこにある入り口から入った先に居るブロワーを倒せば外に出られるって話です。あ、ポップコーン頂きます」

『ここから無関係な人も合わせて出るのには協力が必要にゃ~。皆さん頑張って下さい、なのにゃ~』

『そんなわけで各場所の映像が準決勝の様に配信され始めました!最初に到着するのは誰だ~?』


小学校の運動会のような激励の台詞に合わせて実況さんが盛り上げてくれる中、改めて椅子に座り込みポップコーン片手に聖典をながら読みしつつ映像モニターを眺める。


『さて、教国のダンジョンを乗っ取ったとのことですが、流石に一朝一夕より短い時間ではダンジョンの変更も出来ないでしょうし、教国特有の環境ダンジョンが戦いの舞台となるのでしょうか!』

『多分そうなると思うのにゃ~。ここのパンフに依れば、ダンジョンの道程ルートなら司教程度でも出来るけど大幅な変更は教皇にしか出来ないと書いてあるのにゃ~。まあ、あの必殺技で教皇からの操作をブロックまでは出来ていると思うのにゃ~』

『ほうほう。そう言えばそうですね。上位権限なら強制的に止められる筈ですから。ところで解説のアラバスターさん。貴方がパンフレットと言っているのは教典では?』

『そうだけど、この聖典意外にいろいろな事が書かれているから良い読み物になるのにゃ~。歴史書にしたいくらいなのにゃ~』

『まあ、教典くらいなら色々なところで配ってますから持っていても不思議ではありませんが、貴方が持っていることに違和感を感じますね』

『この姿に格式張った聖典は流石に似合わないだろうからにゃ~』


きらびやかな聖典に対して衣装替えしたとしても、下地がアラビアンな若者風味の俺では違和感を感じるのだろう。それでもこれに対しては一部の人間にしか似合わないだろうけど。

ダンジョンの中には敗退したり観戦したりしていたブロワーが混ざりながら攻略を進めていっている。本来なら教皇が全て管理下に置いてモンスターの湧きや構造を無くしたり簡素にして、さらに修行目的の部屋を作り低価格で一般解放しているのだが、管理下を外れた瞬間に本来のダンジョンの姿になっている事から無理矢理にでも押さえ込んでいたのかもしれない。


『さて、各人数人の脱落者が有りながらもラブリンス兄姉きょうだいが用意したであろう━━いや、普通に看板が掲げられている事から用意された部屋の前の扉で休憩と状態の回復を行います』

『やっぱり、未知の相手、初見相手に万全じゃない状態でかかるわけないのにゃ~。そこは張とした経験者だにゃ~』

『最近のノベルだとそこが分かっていない頭の軽い人物が書かれますが、戦争は準備段階で終わってると言う話ですよね』

『違うにゃ~。それは戦争が本格化すると金と人が勿体ないからその前段階で終わらすと言う意味にゃ~』

『ありゃ、そうでしたか』


誤用だか本気なんだか分からないが、場の雰囲気を和ませる様子を作り出そうとしているらしい。俺が用意したポップコーンを食べている間に、四ヶ所の用意された場所に辿り着いた人達の用意が出来たらしく大扉に手を掛け押し開いていく。


エイジェンマ・フラグメント溢れ話



」]

|◎フ <ラブリンス兄姉について


姉、ジェミニス・ラブリンス

兄、ジェミニオン・ラブリンス



現実世界でも双子の兄姉であり、帝王切開で産まれたためどちらも兄姉であり弟妹である。

キャラメイクの際には現実の顔を目尻や眉、髪型と色など細かい部分のみ微調整した打ち合わせ無しの同じ顔で、性別以外はすべて同じ。装備も同じデザインのカラバリにしているが、付属しているスキルはお互いを補完するような編成になっている。性格は若干弾けている。


現実世界の彼らの世界は双子で出来上がっており、お互い以外は他人で、他人は世界を回す一欠片と考えている。自分達とそれ以外の世界で認識していて、完結はしていない。鎖国と出島状態だが一応世間とは普通に過ごして友人もいる。


今回のテロは現実世界の時間軸では医療が進んでいるので大抵の問題がクリアされているのだが、醜聞等の事柄から面倒なのでゲームでしていたことがゲーム中でも突っかかられたことで同志集めて決行した。

(原因:教国の教典過激派のせい)




P.S.(蛇足)

テロを起こした要因を本編で色々描写して語らせようと思っていたけど、今年の夏の暑さと主人公がポップコーン買いに行ったせいで流れましたとさ。

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