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エイジェンマ・フラグメント  作者: 狭凪
3.Loslipea Eivg(sum)o An

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64/100

コクシュメイテイ

 ちょいちょいっとして目的の建物を覗き込んでフェリックス達の居場所を発見すると、さっき勝手に開いた窓からジャンプ+↘+Kの様な体勢でお邪魔した。


「どうもご利用有り難うございます。アラバスター運輸です。お届け先とお届け物のご確認を願うのにゃ~」

「むごぁ~!?」


 フェリックスとその相手が対面して話し合っている場所に到着したので、ジュリア(仮)の口から飛び出ているバケットを割ってジュリア(仮)はお相手の方に、バケットはワニちゃんに放る。ワニちゃんは一口にそれを普通に噛んで飲み下した。


「正解だアラバスター。こ奴は……国主ジュリアは帝国の者が訪ねてくるとなると国主代理に任せ姿を眩ます。探すのはここの者でも苦労する」

「判子はこことこことここと、あとこここここけっここーにゃ~」

「鶏か猫かどちらかにせよ」


 そう言って出されている紅茶をすするフェリックスの前に座る、さも麗しき妙齢の美女が座っているが視線の先のジュリア(真)に憂う物を向けている。いや言い間違えた。恨む視線だな向けているの。


「はいはい、で、そちらのブロワーは国主が戻ったから自由にして良いんじゃないかにゃ~」

「い、いえ。無理やりですが与えられた仕事を放っては」

「別に良い。事においてはセシールも同席してもらうが今回は国主ジュリアと帝国の者で話し合う。下がっているがいい」

「わかりました」


 セシールと呼ばれた美女は頭を下げ部屋から退室した。あの人はヒューマリアンで、うん、なるほど。まあお疲れさんってとこで。

 前国主の秘書官って感じらしいので、ちょっと話題になりやすそうだから後でお話したいな。


「それで帝国の人はリアのお願いを叶えてくれるのかな?そうだったらリア嬉しいな」

「下らん演技はよせ。この者共は国主ジュリアの能力を受けぬ。故に偽る必要もない」

「ええっ?なんでかな?リアは嘘吐いてないよ」

「ペッ」

「あらあら」

「アラバスター、お腹すきました」

「あ、さっきちょっと買ってるにゃ~。ここでの料理は精が付く物が多かったにゃ~」


 上目遣いで顎下に両手の拳を顎に添え甘ったるい声で、そしてこちらが本命とばかりに腕で大きすぎる胸を強調しながらこちらに喋りかける。だが誰もそれに対して好意的な反応を返さない。それよりもロリコンのロゥリィが悪印象なのが気になる。


「え~、なんでなんで?そんなにリアのことを嫌うの?え~ん」

実際幼女ロリ外見幼女ロリババアは別物なんだ。ペッ。反吐が出る。……あ、ワシ個人の性癖の問題であってロリババアの性癖を乏しているわけじゃないぜ。悪しからず」

「仕草に『愛』がありませんので。本当にそれ偽ってますよね」

「美味しそうではないので。例えるなら、美味しいからとか栄養があるからとかで全部まぜこぜにした料理下手メシマズな人の料理みたいな感じですね」

「あ、私ちゃんはほかのゲーム(別世界)に好きな人がいるから好感度が上がらないのにゃ~。あとゲーム(別世界)でのプレイヤー(ブロワー)との直結はしない主義なので。虚像と現実リアルはごっちゃにしないし実際に合ってからじゃないと好感度ゲージは出現しないにゃ~」


 全員からの拒絶に自分の容姿に自信があったのジュリアがソファーに沈み込む。そしてうわ言を口から零しだした。


「オメーらスコれよ。好きだろロリ巨乳。はぁ~ぁ、妾可愛いじゃろセクシーじゃろエッツィじゃろ。なんでオメーら大半引くんだよ」

「私ちゃんからしたらバランスが悪く思うのが基本では?ほら、小さい体で大山脈を備える性癖って絵だと萌えたり抜いたりするけど現実では気持ちが悪くなるじゃないのかにゃ~」

「うるせえよ。は~、キャラメイクし直してぇ~」


 このエイジェンマ・フラグメントではキャラメイクやネーミングは最初のチュートリアル以外では行えないし、生体認証となる色々な要素で判断しているからリセットできずゲームの再購入での再スタートしても前回のログアウト地点でスタートしてしまう。なのでプレイしたことあるブロワーは色々と伏せながら新人を勧誘する人が多い。


「拙者が思うにロリ体型ではない容姿でセッツしようと考えたのが一番の悪手なのでは?(エア眼鏡クイッ)」

「いやいや、吾輩のレーダーによると実年齢88歳、旦那さんが他界して子供は巣立っているとしても若々若々しい姿でオプション爆盛は痛々しいのでは(眼鏡クイッ)」

「あの欲望はいいのですがありありとした変な造りの物は止めた方がいいですね。多分余計な演技スパイスが邪魔をしているのでそれを除くと素材の味が活かせて美味しくなると思います(眼鏡ガジガジ)」

「そもそも遊びで『愛』を得ようとしているのが間違いなのではないのでしょうか?」

「そこの後ろの!妾のマジレスをするんでない!と言うかそこの妾を拐かしてきた奴!その具体的な想像は止めよ!」

「ところで我らを呼び寄せた事柄について進めてもらえないか?早々に片付けたいのだが」

「あん……あなたはマイペースに勧めますね!」


 ジュリアはそんな様子のこちらを見てため息を吐いて嫌な顔をしながら今までの展開を話し始め、それからどこに居るのか、何人規模なのかを説明され今日のところは遅いと言うことでその建物の客室の部屋で各自次の日に備え休むこととなった。

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