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エイジェンマ・フラグメント  作者: 狭凪
3.Loslipea Eivg(sum)o An

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59/100

ドウテイトチュウ

「お前はいったい何をしているんだ?」


 NPCの盗賊の襲撃によって戦闘があった。その対応の終わりにメイドのウテルから文句を言われた。


「タンバリンを叩いて貢献していたにゃ~」

「それは貢献と言わない」

「基本的にアラバスターは戦える人が充分に居たら後ろに回りますよ」


 先の戦闘中はシャンシャンシャララと音を出す星形のタンバリンを鳴らしていた。何をそんなに怒って居るのか不思議だなぁ。


「それはアラバスターさんがキチンと説明してないからですわ」


 声を掛けられた方を向くとシャンッとタンバリンが鳴る。そうなのである。露出大ファンタジー鎧を着たオルキンティもといオルさんが言うとおり俺の新ジョブ【煽動者】、及び【楽士】【吟遊詩人】系統のスキル【鼓舞】を元とした【賑感困波カーニバル】の効力でこうやっている間、能力を上げる強化バフが掛かる。まあ、それ以外にもしているが別に喋らなくてもいいことである。


「アラバスターさんのお陰でみんなギンギンですわ」

「や~ん。みんなの視線が厳しいのにゃ~」

「だったらそのタンバリンを止めたらいい」

「それはちょっと無理かにゃ~?」


 シャンシャンとタンバリンを鳴らすたびに周囲の枝葉が揺れるが別に関係性は皆無ですよー。

 その後ワニちゃんが襲ってきたNPCを片付けようとするのを止めて縛り上げ、そこいらの木に吊るしておく。次の街くらいで衛兵に伝えておこう。間が良ければ喰われないだろう。今喰われないにしても。


「さて、どこまで━━いや誰からだっただろうか。それと、屋根の上へと登るでないアラバスター」

「へいへいにゃ~」


 フェリックスにバレたので素直に馬車の中に乗る。座席に座るフェリックスの前には立体のマスが上に伸びた双六が置かれている。真ん中くらいところに固まっている駒とかなり下に一つ駒が置かれている。


「やっぱりなんか細工された様な位置だにゃ~」

「毎回ナカと入り口を激しく出入りしてましたわね~」

「私は何もしてません」

「僕もです」

「この程度の物ならイカサマなぞ使わぬ」


 一番遠い場所に位置した駒の俺の番で2つのサイコロを振ると真ん中の値を出す。十の位の2進数賽と一の位の10進数賽のサイコロなので10を出したことになる。


「えっと、サイコロを振って出た目の数だけ戻る」

「かっはっは!運がねぇなお前はガシュガシュ」

「今度はスタートに戻るではなくて良かったですねザシュザシュ」

「まったく何度目の命令なのにゃ~」


 浮かび上がる命令の通りに振ると出目は8。つまり今回進んだのは2マスだ。


「そろそろおやつ時だにゃ~。ほいワニちゃんの分にゃ~」

「ありがとうございます」

「そちらの二人はどうにゃ~?と言ってもワニちゃん用の味辛い物しか手持ちがないけどにゃ~。そうだにゃ~」

「私は……特に……」

「私は白くてトロッとした甘い物をお願いしますわ」


 手持ちにお菓子系は焼き菓子程度しかない。どうしたものかと硬貨が入った袋を取り出し机に置いたら指を鳴らした。すると硬貨の袋が消えケーキ類からプリン、ヨーグルトなど様々なスイーツが机の上に並んだ。


「お前はいったい何をしているんだか。何か飼っているのか?」

「いやぁ?好意に甘えているだけにゃ~。ちゃんと報酬は払ってるのにゃ~。……、ただそれ以上に返ってくるだけにゃ~」


 お菓子を食べながら順繰りにサイコロを転がして駒を進めていく各人。いらないと言っていたウテルもちゃっかり食べながらやっている。

 さて、俺の番になって振る。結果は……ああっ、敵襲だ!よぉし、やるぞぉっ!!

 旅程は順調に消化され教国の聖都へと到着した。


エイジェンマ・フラグメント溢れ話



」]

|◎フ <見えない誰かについて


今現在見えない誰かの職業は【疾風忍者ソニック】【雷同忍者ライデン】【鉄人走者アストロン】【強壮者タフマン】【狂走者ハイスピード】の上位職業に付いている。

技文字も【早】【速】【疾】【長】【耐】【追】【雷】【動】など速度に極端な構成なので常時クイック〇ルバー、またはシステム暴走した兜のようになっているのでゲーム時間が4倍どころではない。


ちなみに職業が上位化するとフリガナが付く。強化値も上昇する。でも習得の際、狩りの時間を削ってもクソ時間かかる。

さらにちなみにこの人主人公が帝国にいる間に職業、技文字の全て順に再構成して象の時にはもういた。

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