OTHER TWO
本来ならここまで分を3月中に書くつもりだったんですよ!!
本当です信じて下さい!!
ウマ娘で遅れたんです!!
この目が嘘を付いていると思うんですか!
(´◉◞౪◟◉)
某都某所にある巨大な複合ビルディング。そこは全てとある会社が所有しており、維持も全て行っている。
そしてそのエントランスへ芸能人とカメラが入っていく。
「よぉーうこそ!セントラル・オラクル・カンパニーへ。この度はわたーくし、広報主任の内在貞夫がご案内致しまーす」
エントランスの受付前にたどり着いたカメラが笑顔を浮かべた肌黒の男性を写すと、テロップが現れ部署と名前、そして今回調査する会社の名前が出て来て会社説明の映像に切り替わる。
その会社はゲーム開発から始まり、筐体、システム、玩具にTCG、その他諸々と幅広く行いここまで大きくなった。
「さて、今回はどのような用事だったかな?」
「はい、今日は今最先端ゲーム技術を持っている会社の中を見学させてもらおうとやって来ました!」
「いやー、ゲーム会社じゃないみたいですね」
「そうですよぉ。何てったって社員の仕事環境を整える為に森を意識してインテリアを配置しましたから」
吹き抜けから壁面ガラスなど閉塞感がない様子のエントランスの映像が流れる。エントランスにいる社員も広々としたそこで自由に過ごしている。
「さあさあ、まずは企画などを行う部門を案内して行きましょーう。てやっ。…………って今はジャンプ転換はしませんよねー。こちらです」
一人ジャンプしたあとに上の階へメンバーを連れていく。そして場面が変わりある階へと移動してきた彼ら。
「ここはー、主に企画開発部の場所ですね。ここで様々な討論をして作成するゲームを取捨選択しますよ」
多くの人達が集まり企画書片手に説明している会議室が見える。そこにカメラが向いたところ双方の腕が、いや拳が振りかぶられる瞬間だったがカメラに気がつきキリッとした表情に戻り討論が再開したが、カメラが外れる瞬間に取っ組み合いが始まろうとしていた。
そしてパソコンが置かれる個別スペースが存在する一室に案内され、どの場所がどのようなゲームを開発したか説明をする。
「で、彼らは今も各人でできる仕事を任されながらその合間にゲーム案を出したりしているーってとこだね」
「はー、業務傍らに考えているんですね。それじゃあ誰か我こそはっと出せる人ー!」
そう芸能人が言うと何人かが手を上げたので内在広報主任が何人かを目隠しの指さしで呼び寄せ、カメラの前で説明をさせる。
「━━と言うレースゲーム何です」
「すごい独特なゲームですね」
「キャスター付きチェアでやるレースゲームとか、フリゲっぽいなー。一回便器に乗って走ったらどうだ?もしプログラミングできたら広報8番部署に提出したらいいよ。君主体のフリゲで流すから評判良かったら企業部に持っていこう。次の人ー」
「はい!私のは━━」
ダイジェストでゲーム説明が流れそれに対して芸能人が反応し、内在広報主任がコメントすると言った流れでその部署は終わり次へ向かう。その途中に青いつなぎを来て、傍らにツールボックスを置いた休憩中の男性に内在広報主任が絡み出した。
「なんだよ。休憩くらいゆっくりさせろ」
「はいこちら、うちの技術主任の斜手一郎。ハードウェアのプロトタイプ作ったり会社のコンピュータ整備を担っているよ。彼のお陰でうちのゲームが動いていると言っても過言」
「過言じゃなく事実だよ。まあ、部下もいるけどプロトタイプ作りはほぼ俺だな」
「凄いですね。あなたがあのゲーム機本体を作り上げたんですか?僕もやってますよ。他の会社のゲームと互換性がありながらもスペックを落とさない仕様。それでいて他会社の本体にもその技術が使われているとか」
「そうだな、特許を出しているから使いたい奴は使えばいいし、真似して改良してもいいから色んなバリエーションが生まれると俺も新しい物を作り出せるようになる」
斜手技術主任の話をカメラに納めているといきなり表情が変わった。その視線の先には豊満な美貌の持ち主の女性が内在広報主任に連れられてやってきていた。
「すまない。用事を思い出した。では楽しんでくれ」
「あっ、ちょっと……」
「あらぁ?一郎ちゃんイッちゃったの~。せっかく貞夫ちゃんが呼んでくれたのにぃ~」
白いスーツに身を包み、それでいてその体の線を強調させているかのような服装の女性が唇に指を当て残念そうにしている。
突然連れてこられた女性に対して困った様子で内在広報主任に視線を向ける芸能人に変わらない笑顔で進めるようジェスチャーが行われる。
「ぇ、えっと……あなたは?」
「あらぁ、ごめんなさい。私はこう言うものですぅ」
その胸元から取り出した名刺には【人事主任:菖蒲硝子】と書かれている。そしてその体つきのため数人のセクハラ紛いの絡みがあったがあらあらと普通に受け止めて、それを終えたところで話が進行する。
「あなたは何故、広報主任の彼に連れてこられたんですか?人事だとこう言うのに関わらないでしょうに」
「んー、それはぁ。人事主任って立場だけど他にも色々してるからぁ。色んな男性とぉ、絡み合ったりぃ、穴が空いた服を着て歩いてみたりぃ。色々とねぇ」
「色々と……」
カメラが菖蒲人事主任の足元からその体を舐める様に写し終わった時にMCから突っ込みが入り押し飛ばされる。そして改めて内在広報主任から端折りすぎたところに詳しく補足が入り、十二分に絡んだところで菖蒲人事主任は次の仕事へ向かう。そして一行はアニメスタジオと見間違える場所へと案内された。
「さて、企画、技術、人事と来たら次は?はい、君!」
「え?えーっと……、ストーリー?」
「そう、ストーリー。物語。お話。つまり設定だ」
ドアのノブを回し両開きのドアを開けた瞬間、沢山のキャラクターの立看板やポスター、フィギュアなどが飾られていた。
「ここはゲーム設定を作る創作部門。やっぱりいいゲームには良いキャラクターと舞台が必要だからね」
そこに飾られたキャラクターや世界設定の為のデザインが写され、それぞれの説明がされる映像が流れる。それらにテンションを上げて食い付く芸能人達の前に肥満体の、良く言えば巨漢のアゴヒゲを蓄えた男性が現れる。
「そうそう、よく知ってるね。それは初期のデザインなんだよ。まあ、良くも悪くも色々な観点を備えるこいつにダメ出しを食らって今の姿になったんだけどね」
「おいおい、そんなことを言うなよ。俺の株価天元突破の高価格になっちゃうじゃん」
「誰も買わねーな」
「ははっ。あ、彼がゲームデザインやストーリー等を総括している久遠柳浮設定統括主任。言わずもながゲームを支えている屋台骨さぁー」
バンバンと肩を叩き合いながらその人物の紹介をする内在広報主任に、お辞儀をしたあとタックルをかまして吹き飛ばした久遠設定統括主任。そのあと、原画プレゼントの為にクイズを始めるが、内在広報主任は別件のため一時離れ後を巫司馬と夷倶の二人が入り進行を続ける。と言ったところでニュースが入った。
「で火災があり、家主である三崎━━さん45歳が亡くなりました。原因はゲーム機器配線の不備からなる発火だと考えられています。この事から機器側に不備があったのではとの意見がありますが、これに対し機器のゲーム会社の広報主任の内在さんにお越しいただいています。よろしくお願いします」
「どうもです」
「では、これに対し内在さん、会社側からの声明はいかがでしょうか?」
「ええ、ええ。一回起こったら自分のところにも起こると不安になるのもあるでしょうが、基本的に初期ロットの物は数年前。安全性に配慮してもいつかは綻びが出るし、コンセントが半刺しのうえ埃が積もればいくら此方が安全性を謳っても発火するものは発火しますよ」
「そうですね。では安全性に問題━━」
ただ垂れ流しで聞いていたテレビを消し、寝室に戻ろうとした時訪問を告げるチャイムが鳴ったのでインターホンの画面を点ける。そこには何度も目にしている配送業者の制服が見えた。
『夜分遅くすみません。鶴城///さんのお宅はこちらでしたでしょうか?』
告げられた名前は家から出した息子の名前だった。間違えて此方の住所を使ったのか、此方の住所しか知らなかったのか分からないがここに居ないことを告げ、改めて息子の住所を告げると感謝の言葉を言い玄関から離れて行った。
対応も終わり寝室に戻ろうとしたところで立ちくらみがして壁に手を付く。なんだっか、……ああ、配送業者に家に関係ない人物の届け物が来たから対応して寝るところだったな。
「まったく、私有地内に有るとか彼の住所が分からないわけだ。三崎雫くんの場所は直ぐに分かったけど、さすがに私有地の特定はあの記憶だけじゃ無理だったなぁ。復讐はどちらにしても無理だったね。さて、他の彼の近くの端末はっと……」
『……━━にて行われた同時爆破テロは国際指名手配犯の【ラフ・オール】の手によるものと判━━ブヅッ……』
「さて、早く挨拶に行かないと。嗤い会える様に━━━━あれ?ここどこだ?早く配達終えねえと」




