サワリカワリオワリパクリ
本日二話目
P.S.
ウ●娘に時間取られてしまったのと、新年度と言う後付けの何某、あとこの章終わりになるので複数話投稿しようと頑張ったがウ●娘に考えていた以上に時間が盗まれた
想定ではあと二話くらいできてたはずだけど今日中にできたら褒めて(強欲)
P.S.2
結局四月一日にナッテシマッタゾイ
よし、なじれ罵れ刺せ!すべて受け入れる。なぜなら斑鳩を作っていたのだからな!
割断した振るう刀を翻し流れるように足運びで一足ずつ速度を乗せ距離を詰めると、大技を破られた衝撃から戻ったミルマラクネが剣を取り出しこちらに投げつける。それを体勢を低くすることでかわすと斬られて消えた分の立方体を補充するため手から溢しているその核を全て撃ち飛ばす。
「く、来るな! 近寄るな!」
「はぁ、是非さもなし……」
さっきまでと比べ物にならないくらい取り乱し、むやみやたらに技文字を繰り出すが操る立方体の数が少ないのか威力も大きさも違っている。まあ、そうなるようにコルク銃の空気弾で天井や壁面に埋め込んだのだけれども。
自分の得意なフィールドで、自分に有利になる状況で、自分が持てる大技を使った筈なのに困窮に陥っている状況が飲み込めないのか冷静になる様子も見られない。
「お前もまたただの木っ端か……」
「ひっ、ひぃっ!?」
既に虚次郎の攻撃範囲内に入ったミルマラクネの表情がひきつる。真正面に虚次郎の眼を見て、己に対する事柄がただ肩に落ちた塵を払う程度だが決死に見えるほどの達人の殺気に当てられて動ける一般人などいない。
次の瞬きの一振で結んだ一閃、そして返す刀にて【燕返し】により立方体を放つ両腕から胴体をかち割られ己が下半身を飛んでいく上半身から眺める状態に頭が追いついていないのか眼を丸くしている。
「なことは今現在出来ないに決まってるだろうがゴミ野郎!HA-hahahaha!!」
「…………はっ!?はぁぁぁぁぁぁぁああああ!?」
「HA-hahahahahaha!!!!」
天井にリヒャルドの手を突き刺し蝙蝠の様にぶら下がっている俺の目前でそう言ってやると、少しの間の混乱から頭が追いついてきたのか叫ぶ。それに合わせてこちらも叫んで合唱してやる。
今現在、千切れ飛んだ上半身にバッチリと下半身が付いたミルマラクネが逆さま状態の俺の眼前にいる。その姿は手は別に、足は纏めてぐるぐる巻きに十字架にされた状態で浮かんでいるのだ。
先程までの戦闘シーンはなんだったのかと問われると、簡単に言えばあんな毒水柱を俺は両断なんて出来ないのだ。剣は【召魔術式】でどうにかなるが、【体能共に平等也】は敵対している相手のステータスに合わせて引き分け程度なステータスになるだけなのだ。
つまり、一撃必殺ビルドなら速度傾倒に、鉄壁反撃ビルドなら脳筋傾倒になりあとは現実技能対決に持ち込む程度のFBワードなのであんな達人技能なんて多少引き上げたくらいで出来るわけがない。両断せずに必死に逃げた。こういうこと。
「く、クソが!!殺す!殺す!」
「HAhaha!無駄無駄。完全に拘束して粗大ゴミにしてやったからな。テメェ程度のゴミじゃ脱出できねえよ!」
両手から四本のゴムが伸びておりその先はミルマラクネの四肢へと繋がっていて、俺が天井を歩くことに伴って揺れながら、一回転すると合わせて一回転。無駄にステップを刻むと上下に揺れその度に怒号が聞こえてくる。カツカツ靴音を鳴らしながら歩くが、リヒャルドで歩行しているのでただのパフォーマンスである。
「畜生!!俺をどこに連れていくつもりだ!!」
「どこってゴミが行く場所はゴミ箱に決まってるだろうが」
「はあ?ゴミ箱なんてここにはない!ふざけたことを言うな!」
「ああ、そうさ。ゴミ箱なんでここにはないよなぁ。うんうん。でぇも」
目的の場所に着いたのでその場で二回転。すると足から伸びたゴムが突然現れ、それに伴って頭上の水面、いや下の水面に波紋が生まれそこから回転している円盤状のなにかがせりあがってきた。そして、半分ほど姿を表すと回転がだんだんと速くなっていく。
「は?……ま、まさか。おい!止めろ!止めろ止めろ止めろ!!お前には良心が無いのか!!」
「はぁん?ゴミを処分するのに良心なんているわけないだろJK」
「くそっ、クソがっ!!」
両手のゴムを全て握ると腰をいれて振り回し始める。それと同時に円盤の回転も加速していき大型重機機械の用な高い音を鳴らし始める。
「レェェェッッッッツ、ダストシュゥゥゥゥゥゥゥゥト!!」
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
アンカー代わりのリヒャルドの手を外すと自由落下で円盤へと落ちていき、誤差修正を行いながら思いっきり腕を振り下ろす。
「【偽為の真は嘘偽り無し】」
円盤に叩きつけられる前に身を捩られ顔からではなく肩に当たることになったが、リヒャルドの腕でゴムを固定しそのまま当て続けると数秒の拮抗ののち肩口から脇腹にかけて分断された姿で床に転がった。床に。
「ははぁん、ゴミを分別したから維持が出来なくなったってか。意外とその廃液も便利なもんなんだなぁ」
「くそぉ……、殺すぅ。殺すぅ」
ガリガリと残った手で床を引っ掻き近づこうとするが、亀より遅いので煽るように目の前を行ったり来たりする。
「アラバスター。終わったようで良かったです」
「ん?……いや、お前アラバスターか?」
「何いってるのですか?ちゃんとアラバスターじゃないですか」
「うむ、そうなのだが……」
巨大ゾンビの腕をワニナノカで食べながらのワニベロスと共にベスタがこちらにやって来たので、カラカラと頭を振って性格をアラバスターに戻す。久々の々に性格のシリンダに装填し使ったからなんか出が悪い気がするが、精神のことなんて気のせいなのでさらに頭を数度叩いて戻しきる。
「おんや~、そっちも終わったようなのにゃ~?と言うかそんなもの食べて大丈夫にゃ~?」
「はい!僕の胃は強化されてるのでダイヤモンドくらいなら多分消化できるから大丈夫です!」
「んんっ!ワニベロスの方は置いといて、私の方は逃げられてしまった。あのような事を起こす人物を捕らえられなかったのは失態だ」
「それは仕方ないにゃ~。足場と事前準備の差は大きな力量がないとひっくり返せないのにゃ~。『然る大鯨の食事は必然。気づいた時には胃の大海』ってくらいだから実力差ってのはバカにできないにゃ~」
「……なんの引用か知らないが、あのような者がいる可能性を見ていなかった私の責任だ。実際に二人も死なせてしまった」
「身内の裏切りは判断付きづらいですよね。以前のブルーさんとちょっと匂いが違ってたんですけど気づけませんでしたし」
いや、それは完全に黒だろ……とは言えないこの世界。ブロワーが多く集まった場合一時たりとも気が抜けない。今回の様に変装して潜り込むことがあるだろうし。……まあ今回は『ヴィラン支部』の技術が使われたので何とも言えないが。
「そうだアラバスター。これを返しておこう。ありがとう、役に立ったよ」
「そうだぞ!痛ぇ思いをして何もないじゃ契約解除してやるから――」
「はい、お疲れにゃ~。リヒャルドには後で疲れが取れる物を送っておくのにゃ~。あ、その剣は上げるのにゃ~。前欲しがっていた気がするでもなくなくなくにゃ~」
帝国地下ダンジョンを周回していると定期的に狩れるようになった蟷螂から数本手に入れているので親交の物として上げても懐は痛まない。と、エピローグ的な団欒をしているとサイコロが転がったような音がしたので振り返ると、虫の息のはずのミルマラクネが未だに生きていた。
「終わったかと思ったのか? 甘いんだよ。もう俺の物にならないんだったらお前なんかに、他の誰かにやるもんか!全部、全部ぶっ壊して終わりにしてやる!俺の最後の必殺技でな!」
ミルマラクネに近づいて三分の一位のその身体を蹴り飛ばすと明らかに脈動している歪な立方体が床に落ちていた。これがアイツの第三必殺技なのか?見てくれだけだけだとここから何かが生まれそうだけど……、なんか爆発しそうだな。
「それと、黒曜!お前だけは許さねえ。あんな嘘をついて。お嬢様が偽っているだと?そんなことはありえねえ。今思えばあんな嘘に乗ったから負けたんだ!【《どこに居たって見つけてやる》】! お前に、お前を後悔させる。絶対にだ!」
「いや、嘘つきほら吹きのあてぃしだって本当のことを言うのにゃ~」
「いぃや嘘だ!嘘に決まってる!お前はもう逃げられないんだから、たとえ帝国に所属していようが、ここからいなくなろうが。いまは俺の負け、いや引き分けになるが最――」
「いいのか?最後まで聞かなくて」
「あれはただの暴言スピーカーなのにゃ~。うるさいなら壊さないとにゃ~」
適当に引き出した手斧を頭に投げつけて殺すと、置き土産の立方体を拾いあげ指先で回転させる。
「そう言えばあいつが帝国所属とか言っていたが」
「そそそそそそ、そんな、そそ、そんなこっこっこ」
「あからさまに動揺する真似をするんじゃない。わかっている。お前たちは私たちとは違い、国で縛ることはできない。今回はお前がいたから止めれたことだ。聴かなかったことにしておく」
「それはありがとにゃ~」
「……ワニベロスはそちらではないんだな」
「僕は無所属ですね。目的は食べ歩きに……近いのかな?」
脈動が強くなってきたので上に弾いてから握り込むとベスタが問いかける。
「それをどうするつもりだ?あいつの言葉から察するにここら一体が吹き飛ぶ。そんな想像をしてしまうのだが」
「簡単なことなのにゃ~。消滅する場所に入れてさらに破壊するのにゃ~」
「そうか。それはお前に任せる。……でだ。単なる好奇心からの質問だが、お前たちの言う“お嬢様”と言うのは一体何だったんだ?一令嬢だ、そうじゃないだの言っていたが」
「あー、それ?」
手の中の脈動がかなり早くなってきたのでそれを会話の区切りで口に放り込み嚥下してワニベロスに合図を送る。
「エレステバル家は代々工作員の家系なのにゃ~。国家公に――「【大食いの一口】」
言い終わる前にワニベロスによって上半身をパックリいかれゲームからログアウトした。まだ猶予あったんだけど。チャンと全部言わせて欲しかったんだけど。
エイジェンマ・フラグメント溢れ話
」]
|◎フ <【偽為の真は嘘偽り無し】
用意するもの
仕掛け
┣[在りし日のヨーヨー]を軸にした巨大円刃
┗[在りし日のヨーヨー]
技文字
【偽】
特殊【欺】
限定【嘘】(使用不可)
効果
自分が持つものに対するあらゆる物を欺き、偽り、嘘にすることで無理やり発動させる。
再使用時間 ゲーム時間:1w
【ヘル・ファンクション】
ヨーヨー使い(笑)と言われる由縁となった必殺技であり、地面に突き刺した巨大なヨーヨーの紐を引くことで高速回転するそれに相手を叩きつける必殺技。
刺が出てるわけではないのですりおろされないが顔の面が剥がれる。それ程度は直ぐ治る、と言うか死ななければ戦わないといけないのでゲーム仕様で治っている
〝章題〟
2.Local newspaper
〝終了〟




