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エイジェンマ・フラグメント  作者: 狭凪
2 . Neppo aesrclawl

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51/100

キャラボクカワルカケル

ウ○娘!!プリティ○ダ○ビー!!!


なぜ本垢は星3二人で別垢は星3が三人(チケット未使用)なんだ……

まあライスとオグリがダブった結果なんだが


竜巻式サイクロン掃除機の中身のように回転しその中にあるものを磨り潰さんと周囲に振動を響かせている。その振動はおそらくだが地上にも伝わるほどだろう。


「どうだ!これなら逃げる隙間も逃れる場所もなくミンチだ!」

「うんうん、すごい技文字ブロウワードだにゃ~。凄い威力だにゃ~」

「この技を使うことは稀だが、捉えた敵は必ず死んで……お前っ!?」

「だけど無意味だにゃ~」


ミルマラクネの首に後ろから剣を叩き付けるがその前に水中へ沈み込むことで回避された。まあ水中と言うか水面が凹み空気のカプセルみたいな感じで移動した。さては水中呼吸、移動的なスキル持ってないなオメー。


「なぜ生きている!いや、その前にどうやって後ろにいた!」

「ん~?ついさっきまでやってたこと忘れちゃったのかにゃ~?い~くらなんでもそれは命取りすぎないかにゃ~」

「あの技は捕らわれたら脱出不可能なはずだ!その中にいたお前がすぐに脱出できるはずが……」

「おんや~?ついさっきまでワ・タ~シだと思ってたあれは何だったのかにゃ~」


俺に言われ毒液のミキサーの解除を行うと、中から出てきたのはぼろぼろになった俺の姿。装備品は壊れ、皮膚は爛れ、見るも無残な姿になってしまっている。


「ふっふっふ、本体だ。ぐふっ」

「……いやお前が残っている。たとえ技能スキルだろうと技文字だろうと長時間残ることはない。ましてや戦闘能力は無い。お前が本体だ」

「半分正解だにゃ~」


ズタボロになった俺の幻影が消えその中から壊れたハンドベルが水中に沈んでいく。ありがとうハンドベル。君の雄姿は忘れない。また今度買いに行くよ。

両手の(・・・)風船ヨーヨーを手元に回収すると、結んでいたハンドベルの柄を外し両方に新しくハンドベルを付ける。この状態では弾く事が出来ないので風船部分の耐久は初期値になるが付けたハンドベルがガランガランと鳴り響く。


「クソ野郎が。お前の職業(Job)、今までのことを考えると詐欺師だな。ハンッ、お似合いの職業だな」

「にゃ~……。前にも言われたことあるけどそんなに詐欺師に見えるのにゃ~?」

「存在が詐欺師だ」


また足元から毒水の柱が建つが、先程見た通りの再現しかないので目の前の二本の上部分をヨーヨーで凹ませると操作の要である歪な立方体が姿を覗かせる。柱を作成するのに数個。回転させるのに数個使っているが、見えた瞬間に人間大のリヒャルドの腕を肩から召喚し、コルク銃を掴ませると1つ残らず柱から叩き出すと維持が出来なくなり水面へ同化した。


「【毒雨降矢】!」

「だ~か~ら、弾幕バグが足らないのにゃ~」


数百の毒槍の雨が降るが上昇したステータスと今追加した技能文字スキルワードの効果で回避可能の降水確率0%(カンカン照り)である。

リヒャルドの腕を背面に折り畳みアイテムボックスから新しい蟷螂の剣を取り出す。


「【召魔術式】、対象選択」


剣に対して【召魔術式】を発動すると薄刃で片刃の直剣が反り、その刃に波紋が付く。少し振ると刀身が水面に触れるまで伸びた。

武器も出来たことだし当たり判定を増やさないように腕を動かし狙いを付ける。


模倣再現マネマネ、『羅刹―RASETSU―』隠しキャラ『佐々木虚次郎・若年』。獲物『模倣魔剣物干し竿』いざ尋常に」


瞬き毎にエイジェンマ(この)フラグメント(世界)性格アバターからカランカランと特段に違う性格へと入れ換える。

そして数回後、刮目した瞬間に目の前に有った毒水の槍が(ささら)になり水面に溶けていく。


「……勝負」


腰だめに構えた長物が降り注ぐ槍を刈り取る。連結が解けた毒水は水面に消えていくが立方体を排していないので新しく槍が現れる。

現在使っている性格だと立方体を取り除く事が出来ないので一部を変更してリヒャルドの腕の操作に回す。槍を刈ることで制御を外れた立方体をコルク銃で撃ち抜き飛ばす。


======


さて閑話休題だ。

最強の話をしよう。最も強い者だ。それは星の数ほど居ることだろう。現実しかりゲームしかり、その一点一点に最強と言われる者がいるだろうが俺自信はそれになれないと断言できる。

まあ、その最強を殺せる毒こそが最強と言う天の邪鬼の阿呆は脳天落とし(パイルドライバー)で退場して貰うとして。

俺が最強と聞いていの一番に思い付くのは準ボスラッシュゲームの『羅刹―RASETSU―』の隠し敵キャラである。彼はエンディングに関わることをしないが、ファンブックで製作陣が明かしたゲーム中最強と言うキャラ。

『羅刹―RASETSU―』はボス→一本道雑魚→ボスの繰り返しで道中雑魚から得る武器でボスに挑むゲーム構成であり、防御力は防具のHP増強のみ。攻撃力は武器依存である。攻撃力1ならば絶対に1しか相手にダメージが当たらないが技を使うとそれにあった倍率が掛けられる。技の発動は道中はシステムアシストがされているがボス戦になると主導操作マニュアルに強制的に切り替わるので初回は死にイベントに近いが、敵の技はそれぞれに設定されているダメージ固定なので慣れると1の武器だけでもクリアできる。

そんな中で製作陣が心血の上に魂、存在を注いで作り上げた最強のチートキャラ。【佐々木虚次郎】。公式ファンブックが出版されるまで公式が一切触れなかった。まあ、一部のプレイヤーは知っていて掲示板にはよく流れていたが。そのキャラに俺は偶然遊び半分の全武器縛り巡りをしていたところで、とある武器━━【竹竿:物干し竿】の時に声が聞こえるイベントが発生した。それを辿っていくとゲーム唯一の分かれ道からの行き止まりである場所へとたどり着いた。この場所は初期はプレイヤーの中でもなぜあるのか不思議な場所だったが、このイベントのためだけに設定されたフィールドだった。

そして表示された敵キャラが【佐々木虚次郎:若年】である。


======


「なんでだ!なんで当たらねえ!!俺の方がレベルが高い筈なのに!!」


無数かと思うほど細くなった毒の槍が降り注ぐ中、ミルマラクネを追う俺に言葉を投げられる。だが、その言葉に対し俺の口は閉ざしたまま、確実に距離を縮めていく。先程アラバスターまでと違いこの虚次郎キャラは無言なので喋ることはない。まして、他の設定された虚次郎より若年の虚次郎は喋ることはない。と言うかヒトを人として見ていないから喋りかけることも応答することもないのだ。

そして剣術の方はと言うと、どこどこの流派と言うものは晩年に至っても持っておらずただ全てが【燕返し】なだけである。振り下ろしからの【燕返し】。振り上げからの【燕返し】。面打ち、兜割、胴打ち、逆胴、小手、突き。全ての攻撃から【燕返し】へと至るため全ての攻撃が【燕返し】であり普通の攻撃のモーションからのどの【燕返し】に繋がるか経験則で判断するしかない。そして若年の虚次郎の奥義であり、通常技である十秒間の連撃の【燕返し】━━【燕返し 落燕降雪らくえんこうせつ】、燕が落ちるまで【燕返し】からの【燕返し】の連続で初見から数百見まで、顔見知りの常連になってさえも十秒かわし切れたプレイヤーは少ない。

そしてそして、ミルマラクネの疑問の答えもこれなのだ。模倣した【燕返し】の連続によって当たる筈の毒水の槍が全て切り裂かれて無効化しているのだ。そも、若年の虚次郎の【燕返し】は当たるまで振るい続けるごり押しの技なのだ。


「来るな!来るな黒曜!━━いや、お前は誰だ!」

「既に答えた」

「そんな事を、言ってんじゃねえ!!【毒貫大水槍(デス・スパイラル)】!」


足元の水が立方体の働きにより捻れ始める。

━━ごめん、それ無駄。

だが俺の足元の水面に阻まれ俺へと到達しない。


「俺の足元直径3mは固定された地面って()だから液体操作の技は届かないよ」


説明のため一瞬だけ素に戻るが直ぐに虚次郎へ変わる。その一瞬、虚次郎ではなくなった隙にミルマラクネは大幅に距離を取った。そして水面に手を付き幾つか呟くと俺を睨む。


「だったらこれはどうだ!【薬毒交じ入(デスエンド・)る災怨の柱(オーバーハンマー)】!」


自分が使っていた攻撃が槍だった為に切り裂かれると思い、巨大な水の柱を一本作成し横薙ぎに俺を狙って動かす。

どう避ける?1、跳び上がって飛び越える。2、体勢を低くして潜り抜ける。

だがその柱は天井ギリギリの大きさを流動させて操って動かしているため上も下も人が入るスペースがない。ならば答えは1つ。


模倣再現マネマネ、『羅刹―RASETSU―』隠しキャラ『佐々木虚次郎・壮年』」


カコンッと性格キャラを一段階変え、八相の構えから柱に向かって振り下ろす。


「【燕返し 追落一割(おいおとすひとふり)】」


『模倣魔剣物干し竿』の刀身が少しだけ伸び、毒の水柱を縦に両断され俺の両側を通り過ぎていった。

エイジェンマ――『羅刹―RASETSU―』溢れ話



」]

|◎フ <ジャンル:フロム

 別名『武士モノノフになろう』


練習兼武器取得用の雑魚ステージと本番兼技取得用のボスステージが交互に来る

雑魚ステージは制限時間もなく区切られたフィールドを行ったり来たりするとリポップする。その際敵が残っていると初期位置リセットになるので仕切り直しやすい。

ちなみに矢が増えるバグと処理落ちでグラがなくなるバグが出るゲームはこれ。



隠しキャラ

『佐々木虚次郎』 使用技:神速逆胴の燕返し

キャラ説明

 童の頃は山に一人おり気づいた時には棒を振っていた。山に遺棄された赤子で育ての親がいるが覚えていない。日がな一日気が向いたときに周りの物を食べ、それ以外は棒を振る。そんな生活をしていた。

 振るうものは最初は木の枝だったが、いつしか棒となり刀になった。そして幾日か経ったある日、賊の話を聞いた人物が山を登ると一人の若者の周りに人骨が積みあがっている場所にたどり着いた。虚次郎がいる場所だ。

 その若者は目を覚まし、さもいつもの飯かと言うようにまだ肉が付いた骨から一口齧ると刀を振り始めた。ただ刀を棒きれの様に振るだけのような生き様に剣の才を見た人物は若者を説き伏せ名を与え師となった。ただうつろの表すその在り様から『虚次郎』と。

 師は道場を持っておりそこに住まわせ、虚次郎にだけは何もせず思うままに行動させた。その様子に門下生からは顰蹙を買ったが誰も虚次郎に絡むことはなかった。なぜなら小次郎が頭を下げる時に相手は殺されたと一瞬でもそう感じ取り虚次郎に近づくことができなかったからだ。そのころから燕を追い始めた。(若年)

 青年になると少しばかり人間性を帯びてきたが根幹は変わらずうつろであり、弟子もいたが教えることはせずただ一心に刀を振り、燕を追っていた。若年のころは数十の数を振った剣も数年かけてそぎ落とされ数度を経て一撃で落とすに至った。(壮年)

 そしてくしが全て白く染まった頃、虚次郎の礼に怯えぬ宮本無蔵に出会い最後の仕合となった。弟子が見る中、虚の中から応対していた虚次郎の剣を掻い潜り狙う無蔵に無の領域に至るべく進む姿に同じ場所に辿り着くかも知れないと初めて喜びを見いだした瞬間、年月の波に負け虚次郎の命は尽きた。(晩年)


 ゲームの虚次郎は魂を魔剣物干し竿に捧げその中で年月を経ている。主人公と戦うのは物干し竿から毀れる虚次郎の魂の影。それゆえに三つの姿(若年、壮年、晩年)を持つ。

【燕返し 落燕降雪らくえんこうせつ】若年:連続斬り

【燕返し 追落一割(おいおとすひとふり)】壮年:高速一閃

【燕返し 一閃(みえぬ)】晩年:神速居合


『魔剣 物干し竿』

 南斯拉夫ユゴスラビアのニンゲンがイスカンダルの剣を素材とした魔剣。

 振る度に少しずつ伸びる刀であり、所持者が負ける度に命を吸い取り伸びた分だけ折れる。

 最初は普通の剣程度の長さだが虚次郎が師と出会うときには地面すれすれまで長くなっていた。

 虚次郎を最後に剣は折れず、しかし他の者には振るうことができない故に主人公が仕合う場所に虚次郎の遺体と共に埋められた。

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