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ダリア戦記  作者: ぷちな
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プロローグ建国宣言

皇女ダリアが姫という立場を捨て成長する姿を展開していきます。別作『嫁を探して英雄物語』スピンものです。系列がずれていますが気にしないでください。基本的に暗いお話です。英雄がアホなお話でギャップで書いてますが気にしないでください。

コツッ、コツッ、コツッ、

荘厳なる通路を私は歩いている。前後にはお供と護衛を兼ねた友や部下がいる。

今まで歩んできた私の軌跡は彼等ともにあるのであるである。

でも、この時私はこの先に居る人々や友たちの事を考えていなかった。

ただ一つ私の思いは『パーパ』私の義父にして本当に愛した、心の許した彼だけの事だけだった。

今ここを歩いているのは『パーパ』がいたから、あの人がいたから

この道を歩いて歩けるのだと・・・・・・。

思い出す。彼が幼かった時の私の頭を撫でた手。抱きしめてくれた胸。

その温もりが未だの私の心を包んでいるのだと。

『Сладкие воспоминания』

彼は私にいつも笑ってくれた。語ってくれた。怒ってくれた。教えてくれた。

『パーパ、私は今自分自身の考えと行動でここまで来たよ。』

『パーパ、他の人に失敗や迷惑やいろんなものを失わせながらも。私が最善と考え、いろんな人と語り合い判断して多くの人たちが笑顔ができる国を作る準備を始めるために頑張ったよ!』

『パーパ!!、本当は今ここに居て欲しい!!私の頭を撫でてほしい。抱きしめてほしい!!

そしてパーパと一緒に歩きたかった。』

決して顔や態度に出せないこの思い。

『よお。、今日もウードンカキアゲでいいか!そんな何気ない思いが私の心を揺さぶる。』

そこに時隣の女性から声がかかる。

「ダリアまもなくエントランスです。多くの民があなたの登場を、そして言葉を待っています。

ここが正念場です。リラックスしてあなたの思いを伝えてください。あなたのパーパもきっと見てますよ。」

 彼女は早瀬ミサ。パーパが愛した女性であり私のマーマでもある。パーパがいなくなってからは私を助けてくれた。母であり友人でおある。そんな彼女が気を遣って声を掛けてきたのであった。

「大丈夫。パーパに恥をかかせない。」

ダリアは気を引き締めながら答える。

長いか回廊を超え紅の広場へと。


ここは旧ルシア・ロマノフ帝国副都・または旧S社会主義連邦の首都であったモクスワのグレムリン宮殿であるパレードの際は紅の広場が使われ今回も新たな国家の誕生の為、大勢の人や国内外のマスコミが集まっていた。旧ロマノフ王朝はS連の秘密警察により貴族共々処刑をされていたが運よく生き残り帝王学を学んだ末娘ダーシャ・ロマノフがこの場を歩く粛清を運よく免れた彼女それは平たんな道ではなかった。通ってきた道彼女は思うこの金銀財宝を復興にあてれば国家財政がどれだけ助かったか。

既にロマノフ王朝の首都セント・ぺテルブルグは宮殿を開放し美術館として開け放ち

新たな国家財政になっておりさらに街も観光都市と商業都市を合わせ経済面の支えと指導している。

近くにあるワルト海3国とポーラントとは独立と友好及び通商条約、軍事同盟も結び住協を整えている。

気になるのはポーラント隣国の第4帝国だここは注意しなければならい。

台頭してきた社会ナチシト労働党の代表ベスラーが気になるそれプラス国内の状況で、

かつて中央大陸リーンの覇者であったルシアは広大な領土を保有しながらツンドラと言う不毛な大地のため食糧生産は乏しく地下資源は豊富なものの採掘するための技術が乏しく人民は苦しみ続けていた。さらに世界大戦があり、これには負け。さらには極東の小国島国国家「エターナル」にも惨敗。国には疲弊し

そこへインテリたちが人民国家平等主義(社会主義国家)が革命を起こしロマノフ帝国は崩壊したのだった。このS連も狂った思想主義者で自分たちの思想が反映された法の下、人々を使い捨て道具としていたのだった。因みに現在は「エターナル」とUS西の合衆国に依頼をしている。

ま、ただではなくアラスク地方を割譲し生産された物資を優先的に輸出している。


これをなどの盟友・条件を引き出しS連を打破し新たな体制の基盤とを人々の自由という考えや生活を取り戻すために立ち上がった少女がダーシャ・ロマノフでありロマノフ王朝の末姫で最後の一人であるが、彼女はロマノフを重要視していなかった、だから彼女は心から愛する義父の名前を使いこう名乗るのだ『ダリア・R・サトウ」とそして人々にはこう宣言するのであった。

「私は皇帝でも国家主席でも大統領でもない。最終執政官(総統と同じ権力)これは私の代のみの役職であり世襲はない。もちろん執政官であろうが憲法は守らねばならない。だからこそ腐敗が少ない腐敗が国家を潰さない。法が人民を苦しめない。その土台を私は残さねばならないのだ。先人たちが気づいてきた屍を超え。悲劇の少ない国家体制の成立が私の仕事だ。そう彼女はいつも言っていた。そして彼女は公の場でも役職名を嫌い、こう呼ばせている。『ダリア』とダリアに上も下もない。厳しくも自愛のある美女金髪ストレートに碧眼。民は親しみを込めて呼ぶ『聖女碧眼のダリア』。彼女はこの二つ名にいつも苦笑するのであった。

彼女は5年仲間たちと協議し対話を行い戦った。短くも長い日々だった心にはパーパの教え、そばにはミサを含めた仲間たち、経済軍事面では母神たるフィリシア(本人曰くシアちゃんと呼んでと)が力を貸してくれた。今ののこの国は世界有数の自由経済魔法文明国家になりつつあった。

みんなが支えてくれたこの国は本日世界に表明しこれからの人類の発展に貢献していかなければいけないのだからこそ気を引き締めてこの回廊を張るいていくこの先の光は私たちの未来なのだから。

テラスの入り口に立った彼女は一瞬目をつむり『パーパいくよと』心で呟くのであった。


 紅の広場のテラスにダリアは姿を表す。周りには最新式の軍服をきた将官・近衛・一般兵士たち。目の前には何万という人々が今か今かと待ち望んでいる。また、今回の革命の立役者アイアンナイト(ゴーレム)たちが百機ほど直立してる姿もこの国の力を内外に示しているのであるう。彼らは人民には力を使はない敵対者。弱い者たちを守る正義の守護者であることはここにいる人々は解っているのであった。

その中、彼女は壇上に進み目を閉じ人々にお辞儀をする。人々は驚く。権力者が下々に首を垂れることは今までなかったのだから。

 顔を上げたダリアは覚醒魔法で人民に語りだした。それは演説ではなく人々への思いを伝える姿だ。

「人は平等ではありません。生まれた場所、貧富の差、保護者の待遇、身体に差がある者、知的探求の考え方、コミュニケーションの得手不得手。優位にったったもの、逆に人生にうまくいかず心を痛めるもの、恋愛。その皆さまを平等に扱うことは不可能です。しかし緩和や筋道しるべを指すことは可能です。

それを受け答えできる、チャンスをもたらすことも可能です。

もちろん理想だけでは組織運営は出来ません。

経済力の確保と技術の向上、技術は魔法・科学・医学・精神学の研究施設と大学の設立。また基礎学力の

一般学力向上、国民の識字率・算術の向上など基礎部分を当初国家が運営しいずれは民間に移譲していく予定です。私は最終執政官でありこの国を導いた後はなくなる役職です。もう帝国も社会主義国家もありません。これからはみなさんが主役です。それまでは私たちがサポートしていきます。

ですので皆さんも私たちを支えてください。お願いいたします。」


ここでまた彼女は頭を下げる。

「最後ですが、この国の名前を発表したいと思います。私が執政官の間はこのままでいきますがいなくなった後は変更しても構いません。改めてこの国の名は『Счастье · Надежда』です。

多くの人たち幸福であることを願い名づけました。そして彼女の語りが終わり片手を上げると楽団が曲を流す。

新国歌『パーパ』が良く歌っていた歌だ。

だからこれをルシア語で歌った。

「Мое красивое место」

♪~

「Маленький оазис, наполненный солнцем звезд. Маленький оазис звезд, сияющий на солнце. Моя родная зеленая земля. Она вернется однажды. Поэтому я не изменю свою внешность до тех пор. Прекрасное место в моем сердце. Помните руки матери. Богатая земля. Эй когда-нибудь. Я, конечно, собираюсь заполнить эту нежность до тех пор, пока прекрасное место в моем сердце」~♪


その歌声と歌詞に人々は心を震わせ涙を流す。

今度こそ圧政者のいない心穏やかな生活が送れる。

兵士たちは思う。国民の為にダリアのためにその命を掛けようと。

そう、彼女は兵士たちの為に命を懸けたことがあるのだ。

殲滅のダリアある戦場で彼女が自国の兵士を守るため鬼神と化したのだ。

敵からすれば悪魔。見方からは戦女神であった。

だからこそ彼女は血筋ではなくその人望で彼らのまとめ役を務めていたのだ。

そしてこれか迫る国難にせかいそんぼうをかけた戦いに彼女は身を投じてく、

なぜ?そうまで彼女を狩り立たせるのか。

それは義父と友との思いの小さな大切ない思いが彼女を支えているのだ。

また、彼女には表立った女神と裏の目立たない女神の二人の女神に支えられていたとは本人の知らないところである。

こちらも不定期で聞いてます。仕事の合間に少しずつ書いてます。良かった思ったら登録評価をお願いします。

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