姫の心に残っているもの 第 1 章 (1)。
穴のあいた壁を出てくると一気に逃げることができた。
ストレートに移動し、たまに現われる城壁を壊して穴を作って抜けていった。そうだいたい一時間の間に努力した結果、城から脱出する、近くの森に来た。追ってくる人がいないことで見ては、俺たちが出てきたのは知らないようだ。
少し休んで再び動こう。
俺は座る場所を探して森の前にいた平たい大きな岩にレイを置いて俺もその隣に坐った。
発作が起きたが、レイは俺が抜け出す途中落ち着いてされたか眠ってしまった。
単に睡眠をとっていて、それ以外の問題はないように見える。
まあ、そんなことはさておき、これから子供を連れて何をすべきかわからない。
くよくよ悩んだが、俺の足りない頭では何も出てこない。それは後で考えることにして、本来の目的に合わせて休むことにした。
横になって空を見ると星が多く見られる。しかし、それよりも驚くべきことは月が二つということだ。
複数の仕事を経験したが、別の世界に次元移動なんて。後には、ゲーム中に入ることはないの?
そんなありがたくない考えをする中で擦れる、森の中で足音が聞こえてきた。そこを見ると女性と子供があった。
女性は、俺よりも小さい身長に、何かTVで見たような侍女姿をしていた。
そして、その隣にある子供は、顔までローブを覆っており、男の子なのか女の子なのか知ることができなかった。
通り過ぎる人か。しかし、この前にはさっきの城があるだけだ。
今行けば疑われて危険なことができますので、耳打ちでもしてくれるだろうか。
ところが、侍女一行はこちらに近づいてきていた。そして声をかけてきた。
「お前がお姫様を連れて逃げた人間なのか?」
女性侍女が冷たく言って......、というよりはお姫様という言葉に、俺はたじろぐした。
お姫様ならレイを言うのか?
「そう。ところでお前たちは誰だ?」
「私はリナ、お姫様の侍従だ。そして、こちらはノリ。」
自分と隣の子供を紹介する女性。
率直に言ってこれからどうするのか分からないから、レイと知っている人に会って、よかっだ。
野宿は避けられだろう。
「じゃあ、おとなしく死んでしまえ。」
続い次の言葉に、俺は間違って聞いたのかと思った。なぜなら、リナがにっこり、微笑んで言ったのだから。しかし、目が俺を睨むことは冗談ではないことがわかった。
だが、そのような視線ぐらい朝起きて鏡に映る自分の目よりも怖くない。
「俺は敵ではない。お前たちの代わりにレイを救出してくれたんだ。」
「おほ。あえて私たちがすることを代わりにしてくれんだな。その報酬で一気に殺す。」
リナは手を上げた。明らかに、その手には何も握っていないのに、なぜこんなに危険に見えるのか?そして、その隣にあるノリは、自分の身長よりも大きい剣を取り出し引きずりながら近づいてきた。
初めて見た人に殺すとか生意気だな。
「いくら見てもこちらの方が大人だが、教育しなければね。」
俺は拳を握った。するとリナは笑った。
「下品な人間がふざけるな。魔族と人間の寿命を比較してどうするのか。」
「今私より年齢多いというのか?それなら老人尊重でもしてくれるか、おばあちゃん?」
うわー。俺の言葉に女性侍女の目が赤く光った。
「ノリ、殺しなさい。」
言った。何気なく殺すと言った。
リナの指示に剣を引いていたノリがパアト!して一気に走って来て腕を振るった。
軽く振り回す剣を避け、ノリの頭にデコピンを与えた。
タ〜っ!して響く澄んだきれいな音。
ノリが剣を落として頭を包んだ。
「ああ、痛いです〜!」
当然である。痛いと打ったのだから。
ところが、この子供を近くでみると、単純な子供ではない。
骸骨だ! ファンタジーに例えると子供のスケルトンとするのが正しいのであろう。
スケルトンが動くのを見ることになるなんて不思議だね。
「余裕があるなんて、そんな時ではないだろう。」
いつの間にかリナが私の背後をつかんで、手を立てて俺の首に刺していた。
こんな攻撃ぐらい避けなくてもよい。ともかく俺は女性としてみてくれない。俺は平等主義者だ。受けてみろ、男女平等権!
「やめて、リナ。」
その声にブウン!俺のこぶしがリナの顔の前に、リナの手が俺の首に刺し傷の前に停止した。
岩の上に立ったレイは初めて見たおびえた顔とは違って落ち着いた顔をしていた。
そんなレイにリナは手をおさめるずに答えた。
「姫様、人間は皆殺さなければならない存在です。」
「それでもシェイクは違う。私を救ってくれた。」
「救った理由は姫様をどこに利用しようとすることでしょう。人間はすべて信頼がないされている種ですから。」
「シェイクはパパが送ってくれた人だ。信じられている。」
「しかし、姫様。人間の言葉を信じてみても......。」
「早く!」
やっとリナは手を背中に移した。顔には、俺を殺すなかったことが不満な表情だった。
しかし、俺はレイの意見を尊重してこぶしを解いた。
「起きても大丈夫?」
「うん。」
うなずいてレイが俺に近くてこい手招きした。
なんだ?して近づくレイが俺の背中におんぶした。うん?
「それでもなんだか疲れている。おんぶしてくれ。」
すでに俺の背中におんぶして何をしてくれんだ。そして俺はしたくない。
「出て......。」
「それはいいですね。姫様は疲れたし、おんぶさせる奴隷一匹ぐらいあってもかまわないでしょう。」
リナが遮るように、俺を指名した。
俺は人である。一匹で数えないよう。とにかく私の言葉を切らないで!
「俺も言ってし......。」
「じゃ, じゃあ早く帰りましょう。多数の命の気配が近づいてくるです。」
はい。今回はスケルトンに切り捨てられました。
俺はどこに行っても、このような待遇を受ける。いつも無視される世界、滅びてしまえ。
それより、このスケルトンが何したのか?生命の気配?
するとリナは俺が出てきた城の方を見つめる。
「姫様を狙う人間だな。」
リナの言葉通り門から複数の光が出てくるのが見えた。明らかにレイを狙う城の人間だろう。
今回はレイを任せ戦ってみようかしたが、リナは関心ないように体を向けた。
「じゃあ、魔王の城に戻る。」
え?戦わないの?
しかし、レイを安全な場所に連れて行っておくのが優先順位であることが見えて言わなかった。
そうして俺たちは魔王城に行くことにした。
リナとノリを追いかけ行く、そこを待っていたのは馬車であった。これに乗って移動するのか。
ところが、馬車しかない。
「馬がないのに?」
「馬がなければお前が引っ張っていくのか? 気にせず乗り込んで。」
リナは俺の言葉に難癖を奪い、馬車に乗っていた。この女は、俺を露骨に嫌いようだ。
俺も次いで馬車に乗り込むと、ノリは馬を引く部分に立っていた。
おい、まさか......。
「ヤップ。」
ノリは声とは違って顎が動いて手綱を噛んだ。
それを見てリナは俺をにらむ。
「姫様を落とせば貴様首落としてやる。」
その言葉と同時に。
「い、行きます〜!」
馬車が走った。
......子供のスケルトンが引っ張っていく不思議な光景で。
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cveras : 試験期間です。